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沖縄県民の意思

2009/11/08 23:18

 

  産経の言うように国益と言う言い方で辺野古への移転を推し進めたいとする意見もあれば、国内移転という意見もある。また、国外移転とする意見もまたあるのだが、現実には沖縄に住んでいる方の意見を尊重をすることが一番必要であろうと自分は思っている。

 

沖縄に住みながら「辺野古移転もやむなし」とする方も三通り存在するのであろう。ひとつは、日米での取り決めを主に主張をする方、もうひとつは利権が絡み、辺野古への移転を口にしている方々。もうひとつは、あきらめて辺野古でもいいとしている人たち。

 

産経は日米の取り決めをたてに主張をしているのであるが、思惑は別にありそうに思えてならない。もうひとつの、利権絡みは滑走路の話をするまでもない。気に毒なのは、あきらめてしまった住民の方たちであろう。これは八ッ場ダム問題でも起きているだろうと思う。

 

今までの日本政府があまりにもいろいろな問題を先延ばしをしてきた結果であろうか。

 

先日、沖縄県知事と神奈川県知事がアメリカに渡っている。

 

 

沖縄県知事:訪米 日米地位協定の改定訴え

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091104k0000m010043000c.html

 

 沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は3日、米政府に日米地位協定の改定を訴えるため、米国に向けて那覇空港を出発した。米軍基地がある14都道県の知事でつくる渉外知事会長の松沢成文神奈川県知事とともに国務省や国防総省を訪問する。

 

 出発に先立ち、知事は那覇空港で報道陣に「米国に沖縄の現状を説明したい。特に日米地位協定改定の必要性について意見を交換したい」と述べた。【井本義親】

 

まぁ~、産経の記事だと結果は次のようになる。

 

 仲井真知事は「沖縄県民の大半が県外移設を望んでいるのは事実」と指摘しつつ、同沿岸部への移設計画は「10年の曲折を経た日米合意に基づくもので、環境アセスメントも行われている」と述べ、計画通りの移設は「やむをえない」と表明した。

 

この二人が、何をしに行ったのかはあえて触れないが、移転は辺野古へするという確認に行ったとしか思えない。

 

 

沖縄・神奈川県は、国内で基地のある県としてしては、国からの補償金を受けている一番多い県と二番目に多い県である。どうしても穿った見方をされるのは仕方がないであろう。

 

もっとも、県内移設であるならば、たらいまわしととの誹りは免れなくなってしまう。そこで、日米合意を最後は口にすることになる。

 

その点で、岡田の嘉手納移転は論外であり、米航空隊が海兵隊と一緒の基地はいやだと言って、辺野古への移転となったという経緯を考えると一見合理的そうであるが、これが一番厄介で難問であろう。

 

この嘉手納へ統合案は、沖縄県民にも支持はされるのは難しい。県内移転であることからたらいまわしという問題だけではなく、騒音の問題もある。しかし、一番大きな問題は、アメリカ側の海兵隊と航空隊の両方に問題を投げかけてしまったということである。

 

本来であるならば、アメリカ軍はグアムへ移転をすることが一番合理的であると、下川辺氏も語っている。米軍を沖縄から出て行かないようにしているのは、現実には日本であろう。その点は一切封印をし、中国や北朝鮮の脅威ばかりを書き立てる産経の報道の仕方には、疑問を感じる。

 

同時に、「アメリカ軍がなぜに沖縄に存在をしなければならないのか」との答えに中国北朝鮮を上げるであれば、地理的な位置関係からいうと北朝鮮に関しては福岡はじめ九州が一番近いことになる。なぜに本州ではいけないかも国民に説明をしなければならないであろう。

 

日本各地に米軍基地はあるのだが、ようは自分の県にはこれ以上は来てはほしくはないが、今ある基地は、補償金の問題もあり強行に反対はしないというのが、本音の部分であろうか。

 

 

 

普天間移設、35人「県外・国外」求める 

         県内41首長アンケート2009年11月6日

 
 米軍普天間飛行場の移設問題で県内41市町村長のうち8割以上に当たる35人が「政府は県外・国外への移設を目指し米国と交渉すべきだ」と考えていることが、5日までに琉球新報が実施したアンケート調査で分かった。名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸への移設には28人が反対し、賛成は3人だった。岡田克也外相が検討を進める嘉手納統合案は38人が反対、賛成した首長はいなかった。8日の「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」に「参加する」と答えた首長は13人にとどまった。
 
 移設先を「県外・国外」とした首長は「衆院選で民主党の方々は県民に県外移設を約束した」(翁長雄志那覇市長)など理由を挙げた。島袋吉和名護市長は明確な回答を避け「早期実現が図れるよう政府が方向性を示してほしい」と答えた。仲井真弘多知事が求める沖合移動を支持したのは2人、「現計画で進めるべきだ」は1人だった。
 
 嘉手納統合には「周辺住民にさらなる基地負担を強いる」(東門美津子沖縄市長)などとして態度を明確にした38首長が反対した。
 
 辺野古移設に「反対」とした理由には「新基地建設は基地強化と固定化につながる」(伊波洋一宜野湾市長)などが挙がった。「賛成」の伊集盛久東村長は「普天間の危険性を一日も早く除去するには辺野古移設が最も望ましい」とした。賛否を明確にしなかった翁長那覇市長は「県外移設が最も望ましい」とした。
 
 鳩山政権への評価は「あまり評価しない」が23人で最多。伊波宜野湾市長が「米軍再編を県民の負担軽減に向け見直そうとしている」として「大変評価する」と答えたが、翁長那覇市長は「政府方針が二転三転し、県民に今までにない不安を与えている」として「評価しない」と答えた。
 
 大会参加には「県民の総意づくりのための議論が不足している」(儀間光男浦添市長)との意見もあった。
 
◆軽減進まず募る不満/新政権に対米交渉促す
<解説>
 琉球新報が実施した県内首長アンケートで、普天間飛行場の県外・国外移設を求める市町村長が8割以上に上ることが分かった。政権交代を機に、これまで「苦渋の選択」として県内移設を容認してきた保守系首長の間にも、米軍再編の見直しに向けた対米交渉を鳩山内閣に促す動きが広がっている。
 
 一方で、8日の「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」への参加は13人にとどまった。自民、公明が組織参加を見送り、政党レベルで超党派の態勢が組めなかったことが影響した。1995年の県民大会のような直接の事件・事故をきっかけとした大会ではなく、政治的アピールの意味合いが大きいことも、首長が参加の判断に慎重になったとみられる。
 
 とはいえ、首長たちの間で普天間の県外・国外要求が根強いのは、依然として沖縄ばかりに基地負担が集中する日米安保の在り方に、住民の生命・財産を預かる立場として不満を募らせていることを表している。嘉手納統合案に対する反対意見が圧倒的なことからも、これ以上の米軍基地の県内移設が難しいことは明らかだ。
 
 これに対し、普天間問題で政府内からは「地元は県内移設を容認している」との見解が聞こえてくる。さらに、岡田克也外相は4日の衆院予算委員会で「公約(マニフェスト)と選挙中の発言はイコールではない」と述べ、県外・国外移設は民主党政権公約ではないと、衆院選時の発言を早くも翻した。
 
 新政権が県内自治体の意向を見誤り、「ベスト」である県外・国外移設の追求を放棄すれば、政権交代への期待感は、一転して政府への不信感となってはね返る。
(与那嶺松一郎)
 
___________________________________________
 
本気で、「沖縄の基地移転を海外に」との住民の思いをマスコミが果たして正確に伝えているのだろうか。つくづく最近の産経の報道を見ながら疑問に思ってしまう。
 
 

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