楠田日記の楠田實氏が、沖縄のことを記事にし始めた時によく訪ねた、下河辺氏のインタビューや資料が残されていることは、産経も知っているはずである。
楠田氏も下河辺氏も共に政府側の人間とした働いていたのであり、認識は同じようなものだと考える。
その点から考えると産経の記事は、非常に白々しく思えてしまう。
欠けたガラス細工
2009/11/08 09:59
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/321990/
のっけから縁起でもないのですが、嫌な予感がします。
「ハル・ノート」を思いだしました。ハル・ノートは米国のコーデル・ハル国務長官が日米開戦前夜の昭和16(1941)年11月26日、日本政府に突きつけた外交文書です。仏領インドシナ、中国からの撤退を要求する内容で、財務次官補だったハリー・ホワイトが原案を書きました。
戦後ずいぶんたってから分かったことですが、このホワイトというのがくせ者で、米国の共産主義者と旧ソ連の交信記録を分析した「ベノナ文書」でソ連のスパイだったことが発覚しています。日ソ中立条約が16年4月に発効していることを考えれば、日本は米国どころか、ソ連にも絡め手から翻弄(ほんろう)されていたことになります。
なぜ、こんな古い話を思いだしたかというと、10月にゲーツ米国防長官が来日し、岡田克也外相と会った際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、オバマ米大統領が来日する11月中旬までに結論を出すよう、日本側に回答を迫ってきたからです。国務省は期限を設けないとしていますが、安全保障で米国にここまで匕首(あいくち)をつきつけられたことは戦後あったでしょうか。
10年以上前になりますが、米国の首都ワシントンで、「ルーズベルト秘録」取材のため、戦争直前の対米外交とともに、米国の対日戦略を調べる機会に恵まれました。公開された米公文書から浮かび上がって来たのは、日本という仮想敵国の電信、電報を徹底的に解読して追いつめる強引かつ陰湿な手法で、国際政治の冷厳な現実を思い知らされたものです。
鳩山由紀夫首相は日米関係のあり方を再検討する考えを表明していますが、どこまで本気で「日米同盟が基軸」といっているのでしょうか。少なくとも普天間移設問題や海上自衛隊によるインド洋での補給活動など、これまでの日本政府の方針をひっくり返すやり方は、背信行為です。
日米同盟はガラス細工に例えられますが、ゲーツ長官らの発言はすでにその一部が欠けてしまったことを示唆しています。最近、話をした外務省OBは大統領の来日中止の可能性を真剣に心配していました。
「外交や安全保障政策は、一度の失敗が途方もない災厄を呼び寄せる」。東洋学園大の櫻田淳准教授の指摘をかみしめつつ、どこにいても、日米両首脳の言動を注視していくつもりです。
(副編集長 佐々木類)
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産経は、日米繊維協定の二の舞を心配をしているのだろうか(笑


by unimaro
まったく、くだらない話