<< 2009年09月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

答弁書は嘘を書いてもいい by 麻生

2009/09/07 17:13

 

  山崎養世氏や馬渕澄夫氏が前々から国交省が取りまとめたものだとして出していた数字は、7.8兆円と2.7兆円である。

 
そんなわけで、朝日や読売の記事を見ても別に驚きはしないし、政権交代が100%確実となった今、朝日も知っていて出してきたのだろう。金額がぴったりなことから、山崎・馬渕・岩國氏らは、間違いなく正確な数字をつかんでいたということである。
 
しかしはっきりしたことがある。
猪瀬直樹氏は7.8兆円の数字に関しては、ニュースステーションで明確に否定をしている。
(You Tube 3of 3  3分20秒)
 
ところが、平成21年2月27日に岩國哲人氏が「高速道路無料化についての試算隠し」に関し、質問主意書提出をしている。
 
提出をされた質問注意書である(質問第一六七号)
 
報道によると、国土交通省の国土技術政策総合研究所が平成十九年十月に財団法人「計量計画研究所」に発注した高速道路料金引き下げに伴う経済効果の試算(以下、研究所試算)業務で、高速道路無料化の効果を「二兆六七〇〇億円」と推計する結果が出ていたが、研究所が国交省に提出した報告書からは、無料化に関する記述が削除されていたことが判明したとのことである。
 
 この点、私が提出した以下の質問主意書
 
① 第一六九回国会、平成二十年三月十四日提出・質問第一八一号における質問
 「一 仮に国内の全高速道路を無料化した場合の経済効果の試算をこれまでに行ったことがあるか。
 二 一で行ったことがあるならば、その試算結果を明らかにされたい。」
 
② 同右、平成二十年四月一日提出・質問第二四四号における質問
 「一 国内の全高速道路を無料化した場合の経済効果の試算は行ったことがないとのことであるが、一部または特定の高速道路につき無料化した場合の経済効果を試算したことがあるか。ある場合、数値を示して当該試算の結果をご説明願いたい。」
 
③ 第一七〇回国会、平成二十年十月八日提出・質問第八九号における質問
 「三 内閣は、二〇〇八年四月十一日時点で、前述の第一六九回国会質問第二四四号に対して「国土交通省においては、一部または特定の高速道路につき無料化した場合の経済効果の試算を行ったことはない。」旨の答弁をされているが、同日以後同年十月八日までに当該試算および無料化にかかわる経費の試算を行ったことがあるか。ある場合、無料化した場合と、料金を減額した場合の試算につき比較したことがあるか。
 
④ 一九五六年に高速道路で料金徴収が開始されてから二〇〇八年十月八日までの間に、一部または特定の高速道路につき料金を減額した場合の経済効果およびそれにかかわる経費について試算を行ったことはあるか。ある場合、具体的に数値をお示し願いたい。
 
⑤ 料金設定に関して、様々な試算を行い、その数値を把握することが道路政策の決定において重要であると考えるが、いかにお考えか。」
 に対する答弁書おいて、「国土交通省においては、お尋ねの「一部または特定の高速道路につき無料化した場合の経済効果の試算」及び「無料化にかかわる経費の試算」を行ったことはない。」など、三度にわたり内閣は全高速道路のみならず一部または特定の高速道路についても無料化の試算は行ったことがない旨、述べている。
 これに関連して以下質問する。
 
一 金子一義国交相は「私のところには(研究所試算が)来ていない」と本年二月二十日の予算委員会で答弁された。
 
 また、同月二十五日、民主党の馬淵澄夫衆議院議員の質問に対し、金子国交相は「研究の途中段階で無料化の効果も検討していた。精査して速やかに国会に提出する」と答弁された。
 
 この点、右の質問主意書③の質問五に対する答弁において、「料金については、法第三条第一項又は第六項の許可の申請を行う会社において具体的に検討されるべきものであると考えているが、その際には、国及び会社等が連携して、料金の割引による交通量等の実績や料金に係る社会実験の結果を分析し、活用することが重要であると考えている。」と内閣は答弁しているが、研究所試算の分析、活用の必要性についていかなる見解をとっていたのか。
二 国家行政組織法第五条「各省の長は、それぞれ各省大臣とし、内閣法(昭和二十二年法律第五号)にいう主任の大臣として、それぞれ行政事務を分担管理する。」および、同法第八条の二「第三条の国の行政機関には、法律の定める所掌事務の範囲内で、法律又は政令の定めるところにより、試験研究機関(中略)を置くことができる。」との関連で、所管の研究機関による試算がありながら、試算を行っていない旨の答弁書を提出したことは所掌事務の管理として適切といえるか。
三 昨年四月一日以後、高速道路無料化または料金減額について、研究所試算以外の試算を行ったことがあるか。あるとすれば、その結果の概要をご説明いただきたい。
 
 
 
この質問注意書に対する答弁書である。
 
 
平成二十一年三月十日受領 答弁第一六七号
内閣衆質一七一第一六七号 平成二十一年三月十日
 
衆議院議長河野洋平殿  内閣総理大臣麻生太郎
 
衆議院議員岩國哲人君提出高速道路無料化についての試算隠しに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
 
衆議院議員岩國哲人君提出高速道路無料化についての試算隠しに関する質問に対する答弁書
 
一について
国土交通省の研究機関による研究等の成果については、施策の企画及び立案に当たり、必要に応じて活用していくものと考えており、国土交通省国土技術政策総合研究所が最終的に取りまとめた高速道路料金割引社会実験効果推計調査検討業務報告書(以下「報告書」という。)についても、同様と考えている。
 
二について
先の答弁書(平成二十年三月二十五日内閣衆質一六九第一八一号、平成二十年四月十一日内閣衆質一六九第二四四号及び平成二十年十月十七日内閣衆質一七〇第八九号)においては、報告書の記載等を踏まえ、御指摘のように「試算を行っていない旨」を答弁したところである。
 
三について
お尋ねの「試算」の意味するところが必ずしも明らかではないが、昨年四月一日以後、現時点までの間において、「高速道路無料化または料金減額」をした場合の経済効果の試算について、国土交通省が取りまとめたものは存在しない。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようは、政府はうその答弁書で誤魔化したのある。道路公団関係は詳しいと豪語をしてやり込めていた猪瀬は本当に知らなかったのかという疑問がわく。

もし、猪瀬が本当に知らなかったのならば、二度と口出しをするべきではないだろう。猪瀬自身が、官僚にだまされた無能者だと自白をしたようなものである。

 

つまり、猪瀬の言うことは、まったくの信憑性を失ったということであり、馬脚を現したということである。

 

猪瀬のNIKKEI BP netに寄稿をした「民主党は高速無料化から勇気ある撤退を」の記事の信憑性も怪しくなる。山崎に対して、根拠のない反論ととられても仕方がないだろう。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090825/176220/?P=1

 

 

 

 

 

高速無料化の経済効果 国交省、一転試算認める

http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY200909050246.html

 

高速道路を無料化した場合の経済効果について国土交通省が2年前に試算を行っていたことが明らかになった。一般道の渋滞が解消されることなどから、直接の経済効果を2.7兆円と見込んでいる。これまで政府は「試算は存在しない」として隠してきた。民主党の公約に有利な結果だったため、公表しなかった可能性がある。

 

 試算は07年度に国交省の国土技術政策総合研究所が実施した。政府が08年度以降に検討していた高速料金値下げの影響を調べるためだった。だが、政府は国会答弁や質問主意書への答弁書などで高速道路無料化の経済効果に関する試算について「国交省が取りまとめたものは存在しない」などと存在を否定してきた。

 

朝日新聞の取材に対し、同省道路局は試算の存在をこれまで認めてこなかった理由について、「『検討段階』だったため」と説明している。

 

 朝日新聞が入手した資料によると、「3割引き」「5割引き」「10割引き(無料)」の3パターンについて経済効果や渋滞予想区間を詳細に調べている。無料の試算は、首都高速、阪神高速を除く高速道を無料化した場合のもので、民主党公約と一致する。

 

 経済効果は、(1)走行時間の短縮(2)燃費など走行経費の減少(3)交通事故の減少、の三つの効果を、国交省の基準に基づき金額に換算した。

 

 高速道自体の経済効果は、渋滞増加などで年間マイナス2.1兆円となるが、車が流れやすくなる一般道が4.8兆円のプラスとなり、差し引きで「2.7兆円の効果が生じる」とした。利用者の料金負担の軽減分などを加味した別の計算方法では、経済効果は7.8兆円に達した。

 

高速道と並行する国道の通行量が減ることで二酸化炭素(CO2)排出がどれだけ減るかも試算したところ、割引前の1.8%減にあたる310万トンの削減となった。ただ、高速道の通行量が増えたり、鉄道やバス利用からマイカーに切り替えたりすることによるCO2の増加量は試算しておらず、差し引きのCO2の増減効果は不明だ。

 

 無料化した後の高速道の混雑度についても予測。通行量が道路の許容量をオーバーし、慢性的に激しい渋滞が起きやすい「混雑度1」を超える区間は高速道全体の21%にあたる1580キロとなった。広域で渋滞が起きると予測されているのは東京外環道、東名高速、名神高速、東名阪道など。東北や北陸、四国などは混雑度は低いものの、地方の中核都市周辺や2車線の道路は混雑が予想されている。

 

 民主党マニフェスト政権公約)の目玉に高速無料化を掲げ、10年度から段階的に実施する方針を打ち出している。これに対し国交省は総選挙前まで高速道無料化について一貫して反対してきた。選挙後は「新しい大臣の指示をいただいて検討する」(谷口博昭事務次官)としている。(津阪直樹)

 

民主党の高速無料化公約〉 高速道路の通行料金を都市部を除き、原則無料にする。渋滞が見込まれない地方部を中心に10年度から段階的に実施し、12年度から「完全実施」としている。物流コストを減らして物価を下げることや、地方経済を活性化させることなどが目的。無料化後、高速道路の建設費用は税金で賄うとしている。無料化は、03年の衆院選から政権公約に盛り込んでいる。

 

 

 

高速無料化2・7兆円効果、国交省試算が存在

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090906-OYT1T00513.htm

 

民主党が実施を検討している高速道路の無料化について、国土交通省が2007年度に行っていた経済効果の試算内容が6日、明らかになった。

 

 一般道については、交通量の減少で渋滞が減るなどとして年にプラス4・8兆円の経済効果があるとした。一方、高速道路は、利用者増で渋滞が増加することなどからマイナス2・1兆円となり、差し引きでプラス2・7兆円の効果を見込んでいる。

 

 政府はこれまで、国会答弁などで、高速道路無料化の経済効果に関する試算について「国交省がまとめたものは存在しない」としていた。試算の存在が判明したことで、民主党政権の発足後、問題追及される可能性がある。

 

 試算は、国交省の国土技術政策総合研究所が、首都高速道路と阪神高速道路を除く高速道路を無料化した場合について行った。道路建設の費用対効果を判断する際に用いる走行時間短縮、燃料費などの削減、交通事故減少の三つを金額に換算して合計している。

 

 また、家計の負担減などによる波及的な効果もあわせた別の計算方法では、経済効果は年7・8兆円に上るとしている。

 

 民主党は無料化の実施には年1・3兆円の財源が必要としており、試算結果は無料化を後押しする材料となる。ただ、物流業者などからは高速道路の混雑を懸念する声も高まっている。

 

(2009年9月6日19時47分  読売新聞)

 

__________________________________________________

 

まずは、平気で嘘を答弁書に書いたということなのだが、罰則規定はあるのだろうか

 

これからもどんどん自公政権下での虚偽が暴かれて行くのだろう。

 

しかし、自公政権に不利になる数字は出さず、有権者を騙し挙句には負担を強いるやり方がいつまでも通用をすると思っていたのだろうか。

 

 この、国交省が隠していた試算に関しては産経は記事にはしていない。ようは、自公政権での不利なことは一切記事にはしないということなのだろうか。

 

blogram投票ボタン

カテゴリ: 政治も  > 政局    フォルダ: 指定なし

コメント(0)  |  トラックバック(17)

 
 
このブログエントリのトラックバック用URL:

http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/trackback/1211911

トラックバック(17)

2009/09/08 21:23

【政権交代】白々しい嘘で国民を愚弄する旧政権は徹底的に糾弾すべきだ!【高速無料化】 [ステイメンの雑記帖 ]

 

 先の総選挙において、308議席という圧倒的な民意の負託を受けた民主党であるが、新政権発足まで1週間もあるというのに、マニフェストに対するネガティブキャンペーンが続いている。  それらの中で特に顕著なの…

 

2009/09/08 20:31

元気が無くなった自民党。早く真面目に党再建に力を!今のままじゃ方向が違うよ! [やぶにらみトーク]

 

TBありがとう!

 

2009/09/07 23:01

民主党が政策を行うに財源は心配なし。 [ふじふじのフィルター]

 

 民主党が政策を行うに財源は心配なし。  藤井裕久(民主党最高顧問)氏が、報道ス

 

2009/09/07 22:23

こんな「調整役」は日本社会にも国際社会にも不要! 森善朗は百害あって一利なし @「スポーツ界」と「慈 [ぬぬぬ?]

 

今回の選挙で「森の伐採」ならなかったのは至極残念。 自然の森は共存共生のためにとても大事なんだけど 腐敗臭を放ち続ける「石川の森」�...

 

2009/09/07 21:55

同情の余地がある人、そして度し難い連中 [ちょっと一言]

 

 子どもは時々突拍子もない事をやらかします。川遊びで同級生がおぼれたのを親に「しかられる」からと知らせなかったと言うのです。  5日午後2時

 

2009/09/07 20:54

【道路官僚】高速無料化で7.8兆円の経済効果がある以上、新政権は是非実現すべきだ!【情報隠蔽】 [ステイメンの雑記帖 ]

 

 16日に正式発足する見込みである鳩山新政権であるが、 シロアリジミンが54年間に渡り食い散らかしてきた 後を襲う訳であるから、国政における課題は極めて多い。  ことに、マニフェストを掲げて308議席を…

 

2009/09/07 20:34

「O-157」 昔の名前で出ています [日本の片隅で「バカ!」と叫ぶ]

 

[PR]ADSL・FTTH徹底比較 食中毒症状、保健所など肉の提供方法調査へ ステーキのチェーン店「ペッパーランチ 」で食事をした人が、食中毒の症状を訴えている問題で、保健所などは肉の提供方法に問題…

 

2009/09/07 20:25

現代社会の欲望 ― はたして損なのか得なのか ― [鳥居正宏のときどきLOGOS]

 

たとえば、あなたがドーナツを2個食べたいと思って買いに行ったとします。ところが、1個100円のドーナツが3個買えば250円になることが分か...

 

2009/09/07 19:15

9/7(月) 「日暮し雑記」 ひと言ふた言。 [酔語酔吟 夢がたり]

 

 ☆ 味覚の秋

 

2009/09/07 18:50

9.6 夜/ F東京と川崎が決勝。高速無料化2・7兆円効果。目黒のさんま祭り。完売続出。日本選抜 [地球の日記☆マーク♪のblog☆]

 

F東京と川崎が決勝進出=ナビスコ杯サッカー 9月6日20時27分配信 時事通信  Jリーグナビスコカップは6日、ホームアンドアウェー方式による準決勝第2戦の2試合が行われ、F東京は昨年準優勝の清水に1-0で勝ち…

 

2009/09/07 18:12

「月刊G2」創刊。 [今日の喜怒哀楽]

 

【喜】 休刊していた講談社の雑誌「月刊現代」の後継誌として、このたびノンフィクション雑誌「月刊G2」が創刊された。 矢野絢也氏による「池田大作氏のこと」など、なかなか面白そうな内容だ。 値段は結構張るが…

 

2009/09/07 18:00

それなのに民営化だって(笑) [晴耕雨読]

 

「道路公団は破たん寸前」近藤新総裁が会見 [読売新聞]【それなのに民営化だって(笑)】  石原国土交通相は20日、前参院議員の近藤剛氏に日本道路公団総裁の辞令を交付し、正式に任命した。近藤新総裁は就任…

 

2009/09/07 17:59

民主党はへび(自民)と戦うときにマングース(官僚)も敵に回すな [晴耕雨読]

 

国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン2009年 4月11 日配信 <民主党はへび(自民)と戦うときにマングース(官僚)も敵に回すな> <民主党は敵を増やしてはいけない。自民に絞れ。 官僚…

 

2009/09/07 17:58

日本道路公団改革について [晴耕雨読]

 

国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジンから転載です。 以下は2005年5月に配信した記事を書きなおしたものである。 日本道路公団改革について 小泉政権は、目的は国家資産売却による金儲…

 

2009/09/07 17:42

月曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 [護憲+グループ・ごまめのブログ]

 

09年9月7日  月曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 1・政治欄{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 2・JNN世論調査とグラフ{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 3・二人のスポーツマン{/arrow_r/}(ここからお…

 

2009/09/07 17:33

国交省次官? 「キミたちは政策のことは考えなくて良いから・・・」 菅直人 国家戦略局長 [ラ・ターシュに魅せられて]

 

「スジを通す」 と言う "作業" は、とても骨が折れるものです。 "道理" が引っ込み、"無理" が通った子鼠時代。 このたびの民主党への熱風のよ�...

 

2009/09/07 17:26

次期ファーストレディ鳩山幸について 動画あり [zara's voice recorder]

 

夫人も宇宙人 『太陽ちぎって食べた』鳩山幸さん 米メディアで日本の民主党による政権交代が話題となる中、近く「ファーストレディー」となる鳩山由紀夫代表の妻・幸さんの「奇人ぶり」にも関心が集まっている。 …