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長崎原爆忌

2009/08/09 23:21

 

  2009年8月9日午前11時02分

テレビでもその時間を伝えてくれ自分も、家内も黙祷をした。
6日は廣島、9日は長崎の「原爆忌」と続き15日は終戦記念日となる。
 
この原爆忌の意味をもう一度考えなければならない時にきていると思う。
 
北朝鮮の核の脅威に対し、「日本も核を持つべきだ」という意見がある。人それぞれ色々な意見があるのは構わないのだが、最後は何処までお互い意地の張り合いを続けると決着は付くのだろうか。
 
今年の3月にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授が、憲法9条について語っている。
 
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益川教授「改憲は自由に兵器使うため」 9条に思い
2009年3月9日3時0分
 
ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英・京都産業大教授(69)が8日、東京都千代田区の明治大で講演した。自身も呼びかけ人をつとめる「九条科学者の会」の発足4周年記念の一環。ユーモアを交えながら平和への思いを語った。
 
 益川教授は「改憲派は、なぜ憲法を変えたがるのか」という問いを何度も投げかけた。「ぼくは物理屋。因果律で考える癖がある。『なぜ』と。彼らは条文に不備があるからと言っているが、解釈改憲で自衛隊がソマリアまで行く時代。条文不備のせいじゃない。9条があったのでは出来ないことをやりたいからに違いない。つまり自由に兵器を使うということです」
 
 幼いころ名古屋で空襲に遭った経験を振り返った。名古屋大の先輩の被爆体験を話しながら、感極まって声を詰まらせた。「私は、子にも孫にもあんな思いはさせたくない。国家が国家の名のもとに始める戦争は嫌です。好きな人はやってください……あ、いや、それも困る」。ひょうひょうとした口ぶりに、床まで人で埋まった会場は、何度も笑いに包まれた。
 
 講演は約1時間。戦争は突然起きるわけではないと訴えた益川教授は「最終的には理性の問題です。一つのかけらを見た時に、人間としてそこから何を想像できるか。鋭い目を持てば戦争の予兆は見える。その時、反応しなければならない」と締めくくった。(谷津憲郎)
 
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この益川教授の記事は、PCの中にメモをしていつでも取り出せるようにしてあるが、読み返すたびに核の問題や派兵に関して、真理を突いているように思う。
 
「戦争は突然起きるわけではない」と訴えた益川教授は「最終的には理性の問題です」........。
 
今でも、毎年原爆の影響でで亡くなる方がおり、原爆症の認定もようやく決着が付きそうである。未だに認定をされない方もかなりの数に上っているのは、純然たる事実でもある。
だから、脅威で核を持つというのだろうか。
 
5日の毎日新聞に下記のような記事が載っていた。
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記者の目:墓銘に残す核廃絶のメッセージ=滝野隆浩
(東京社会部)
 
 ◇保有論、もう退場願いたい 被爆者の強さを知る
 
 浜松市に、核廃絶を願うメッセージを刻んだ墓がある。好きな言葉を墓銘にする人は増えてきたが、「核」の文字を残すには覚悟が必要だっただろう。被爆者の杉山秀夫さん(86)にとって、核廃絶運動への参加は夫婦の歴史そのもの。だから、昨年末に亡くなった愛妻春子さん(享年83)の墓に、思いを刻んだ。墓前で手を合わせながら私は、一部で出ている核保有論について考えた。保有論はもう、退場願いたい。
 
 きっかけは春子さんが亡くなる前に書いた「遺言」だったという。デイケア施設で、不自由な手で絵馬にこうつづった。「けんこう 第一です せんそうしないでください」。春子さんは被爆者ではなかったが、結婚以来57年間、2人で署名を集める活動をし、平和行進をしてきた。
 
 杉山さんは陸軍技術部見習士官として広島市に入ったとき、爆心地から1・2キロの軍会議室で原子爆弾にやられた。そこにいた8人が死んだ。戦後、故郷の静岡県で高校教師をしながら核廃絶運動にのめり込む。県原水爆被害者の会を設立、被爆者の描いた絵を抱えて米ニューヨークで行進もした。絵を見て泣いてくれた米国人がいた。市民同士なら分かり合えると信じている。墓銘は<核兵器の廃絶 憲法九条を守る>にした。「仲間を助けられず私だけが生き残った。運動をしないわけにはいかないんです」
 
 この夏、私は平和取材班の一人として、被爆者に話を聞き続けた。体験を記録した本も多く読んだ。核廃絶の思いは同じでも、差別を恐れ沈黙してきた人も多い。だが、杉山さんは怒り、悲しみ、勇気を奮い起こしながら核廃絶に取り組んできた。壮絶な決意が墓銘になったのだ。
 
 北朝鮮が今年4月に弾道ミサイル実験をし、さらに2度目の核実験を強行したことで、国内で核保有論が持ち上がっている。戦後何度目かのことで、その度に「核アレルギーを乗り越え、真の独立国家になろう」と国民意識はくすぐられる。「強さ」へのあこがれなのかもしれない。
 
 「核アレルギー」。嫌な言葉だ。あんな悲惨な目には二度と遭いたくない、そう思う気持ちは過敏反応なのか。むしろ正当な反応ではないのか。被爆国の安全保障政策は、被爆体験から出発すべきだとさえ思う。数十年にわたって核を研究してきた自衛隊OBはこう断言する。「軍事的にいえば核に行き着く。しかし、国民感情や国際情勢を総合的に考えれば、日本に核保有はありえない」
 
 毎年数千億円をかけて試作し、秘密裏に地下実験をし、その何倍、何十倍の予算をつぎ込んで大量生産のプラントをつくり、運搬手段を整備し、配備し、防護も考え、必ず出る核廃棄物の処分も検討する--これが核保有の実現化プロセスである。加えて、日米同盟は破棄され、NPT(核拡散防止条約)からも脱退して国際的に孤立することになる。さらに気になっているのは、社会のありようを変える危険性だ。核という「国家最高の機密」の保有を決意した瞬間から、一気に軍事機密の情報管理が始まる。つまり、軍事優先の社会に変わらざるを得ないのだ。
 
 私は核を即時廃止せよという訴えには賛同しない。すぐ近くに核を振りかざそうとする国がある以上、何らかの対処が必要だと思う。米国とは「核の傘」について、軍事技術の専門家を交えて話さなくてはならないし、抑止力として敵地攻撃能力についても検討を始めていい。
 
 潜水艦発射型の巡航ミサイルの研究をしていることは、複数の自衛隊高級幹部が私に認めている。一人が明かす。「先制はしない。何発か核を撃たれたとき初めて、国の意思として潜水艦から反撃できる態勢を整えれば抑止になる。米軍は容認するという感触も得ている」
 
 自分の国が核テロの脅威にさらされて初めて、米国は核廃絶を言い出した。オバマ大統領のプラハ演説の本質はそこだろう。決して、原爆投下の反省からではない。だが、世界が少しでも核廃絶に向かうならそれでいいではないか。
 
 がんが見つかり、杉山さんは抗がん剤治療中だ。代わりに娘の磯部典子さん(58)が浜名湖近くの市営墓地に案内してくれた。花こう岩に端正な文字。家紋のある部分には「折り鶴」の絵まであった。
 
 典子さんが問わず語りに話す。「せっかく被爆2世に生まれたのだから、父の話に耳を傾け、平和の心を受け継いでいきたい。みんな、心は被爆者になればいいのよ」
 
 何と力強い言葉なのだろう。杉山さんが「がんとの闘いは、核兵器との戦いです」と言うのを思い出した。来年5月のNPT再検討会議までは絶対生き抜く、と。
 
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「私は改めて日本が今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます」と言ったすぐその後の会見で、「核を持って攻撃しようという国が我々の隣の国にある。それに対して、核で抑止をする力を持っているアメリカと日本は同盟を結んでいるという現実を踏まえる必要がある」........。
 
「麻生は式典に来なくて良い!」 2枚舌の麻生首相に長崎市が激怒.......この事件は本当にあったようで、長崎原爆被災者協議会・谷口稜曄会長の発言のようなのだが、緘口令がマスコミに敷かれ洩れないようにしたようだ。詳しくは→こちら
 
 
長崎で、「麻生首相、核の先制不使用に否定的見解」をしめし、挙句に「核の傘」必要発言を撤回要求されてはたして如何なる結果になるのやら。
 
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首相の「核の傘」必要発言、撤回要求へ 長崎の被爆者
2009年8月9日5時25分
 
麻生首相が「核の傘」が必要との認識を6日に示したことに対し、長崎原爆被災者協議会(谷口稜曄(すみてる)会長)は「被爆国の首相としてあるまじき発言」だとして、撤回を求める方針を決めた。長崎原爆の日の9日、被爆者団体の要望を首相に伝える場で、谷口会長が要求する。
 
 首相は広島原爆の日の記者会見で、日本が米国の「核の傘」に守られている現実について「核で攻撃しようという国が隣にある。抑止力を持つ米国と同盟を結んでいる現実を踏まえないと。一方的に誰かがやめたら相手もやめてくれるという世界ではないと思う」などと述べた。
 
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「どんどん自民党が崩壊をしていくようである」
 
もう少しの辛抱で、自公政権は終焉を迎えるだろう。
 
 
 
 
 

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