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小沢氏を3回目の聴取ですか・・・・選挙違反かなw

2010/05/12 18:50

 

 さてさて、これで特捜部というか東京地検がネをあげているのがはっきりしてきた。この前のブログで「検察審査会は、一体何が問題だとして「起訴相当」にしたのだろうか?」という記事を書いた。

 

これ以上揉めたくないのが東京地検上層部の意見(意思)だとも聞く。犯罪が云々ではなくようは、樋渡利秋検事総長の移動の問題が絡むからであり、本来であれば樋渡氏の誕生日である8月、つまり参議院選挙まで持ち越すことも不可能でもないのではあるが、経歴にキズをつけたくないだけの話でしかない。

 

検察審査会め! 余計な事をしてくれて!・・・・w

本当は、「指揮権を発動してくれたらいいのに」くらいは思っているのかもw

 

今回の陸山会の「虚偽記載・記載ミス」の前に大騒ぎをされた西松事件であるが、一年以上も前の2009年4月18日に行われた「新党大地の第4回北海道セミナー」の中で佐藤優氏が現在の状況を予想をしている。

 

 

新党大地 第四回北海道セミナー 佐藤優 1/4

 

新党大地 第四回北海道セミナー 佐藤優 2/4

 

新党大地 第四回北海道セミナー 佐藤優 3/4

 

新党大地 第四回北海道セミナー 佐藤優 4/4

 

 


小沢氏を3回目の聴取へ 東京地検特捜部

2010.5.12 14:53 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100512/crm1005121454029-n1.htm

 

 民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会(検審)が「起訴相当」と議決した小沢氏について、東京地検特捜部が任意で事情聴取する方針を固めたことが12日、分かった。

 

 小沢氏が聴取に応じれば、1月23日、31日に続き、3回目となる。検審が「元秘書らとの共犯関係の成立が強く推認される」と指摘したのを受け、特捜部は、小沢氏の虚偽記載への積極的な関与の有無を再度確認する必要があると判断した。

 

 特捜部は2月4日、陸山会が平成16年10月に東京都世田谷区の土地を購入した際、土地代金の原資4億円を収入として政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、衆院議員の石川知裕被告(36)ら小沢氏の元秘書3人を規正法違反罪で起訴。小沢氏については「公判で共犯として有罪判決を得るだけの証拠はない」として嫌疑不十分で不起訴処分にした。

 

 これに対し、市民団体は不起訴処分を不服として検審に審査を申し立てた。

 

 検審は先月27日の議決で石川被告らが「収支報告書を提出する前に小沢氏に(記載内容を)報告し、了承を得た」と供述したことを重視。「提出前に(収支報告書を)確認することなく、担当者がありのまま記載していると信じて了承している」とした小沢氏の供述に対し、「きわめて不合理、不自然で信用できない」と指摘していた。

 

 議決を受けて特捜部は再捜査を行っているが、小沢氏を再び不起訴としても、検審が2度目の「起訴議決」をすれば、小沢氏は強制起訴される。

 


 

 結局は、予想をされる行動を行っているだけに過ぎない東京地検や大手マスコミである。実にわかり易い話でしかない。

 

東京地検も大手マスコミも予想外であったのは、自民党衆議院選挙でここまで大負けをし再起不能状態におちい、そして小沢氏がここまで「ふんばる」とは思わなかったこと。

 

まして、twitterやネットでの情報でここまで特捜や大手マスコミの劣化が有権者に伝わるとは思ってはいなかった事であろうか。

 

さてさて、今度ばかりはマスコミに対しても検察に対しても今までのように「忘れる」かというと甚だ疑問である事だけは確かであろうか。今回は、「地検もマスコミも許さん」と思っている人間が間違いなくいる。これは、断言できる。

 

 

 

 

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検察審査会は、一体何が問題だとして「起訴相当」にしたのだろうか?

2010/05/11 00:06

 

  二重の罠という言葉がある。人を罠にかけたいと策を練るのであれば、相手が最も油断する瞬間を狙い、何らかの罠を回避した瞬間がもっとも油断をする時だという。

 

小沢氏の資金管理団体である陸山会の4億円の不記載問題に関して、個人的には複式簿記と単式簿記の違い(解釈の違い)でしかないと思っているし、4億円借り入れの記載がなされていたことは、産経をはじめ各社が当初から知っていたであろう事は今年の1月31日に4億円の記載問題は、マスコミの時限爆弾だったで自分はブログで記事にしている。

 

そもそも、産経というか産経の記者(現官邸キャップ)は政治家というか資金管理団体が土地を購入をしていたことは、知っていたわけで、その証拠というか記事(ブログ)が書かれている。

http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/108379/

 

産経の官邸キャップ氏のブログとは別ではあるが下記のようなものも存在する。

 

◆相沢英之/自民/新政経グループ 

額賀福志郎/自民/自民党茨城県第2選挙区支部 

◆土屋正忠/自民/土屋正忠後援会 

◆宮下一郎/自民/創和会 

◆村田吉隆/自民/自民党岡山県衆院比例区第1支部 

杉浦正健/自民/杉興会 

◆逢沢一郎/自民/逢沢一郎後援会 

◆宮下一郎/自民/自民党長野県第5選挙区支部 

◆伊達忠一/自民/自民党北海道参院選挙区第1支部 

◆遠藤利明/自民/自民党山形県第1選挙区支部 

森山真弓/自民/自民党栃木県支部連合会 

◆笹川 尭/自民/自民党群馬県支部連合会 

海部俊樹/自民/自民党愛知県第9選挙区支部 

杉浦正健/自民/自民党愛知県第12選挙区支部 

◆木村義雄/自民/自民党香川県第2選挙区支部 

◆野田 毅/自民/野田たけしの会 

杉浦正健/自民/南部杉興会 

小沢一郎/民主/陸山会 

◆園田康博/民主/民主党岐阜県第3区総支部 

◆池田元久/民主/池田元久と21世紀の会 

◆平山幸司/民主/民主党青森県参院選挙区第2支部 

◆下地幹郎/国民新/下地ミキオ後援会 

◆江田憲司/みんなの党/憲政研究会 

引退した森山真弓、笹川尭を含めて23団体

 

 

輿石氏の農地転用の記事が出たのが3月12日であるが、産経も大きく報じている。この日を境に、各社の陸山会の報告書の記載日のずれの話はほとんど見られなくなる。前から、小沢氏を「脱税で」という報道はあるのだが、この19日に産経は「輿石氏の土地疑惑、「脱税の疑いも」 自民PTが視察」という記事を書いている。

 


 

輿石氏が農地を無断転用 畑に車庫や道路…行政指導も解消せず 

2010.3.12 11:30

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100312/crm1003121004005-n1.htm

 

 

 民主党の輿石東参院議員会長(山梨選挙区)の自宅がある神奈川県相模原市の土地が、農地の無断転用を禁じる農地法に違反し、車庫や道路などとして使われていることが12日、分かった。同市農業委員会が昨年10月以降、名義上の所有者である義弟に対し、農地に戻すよう3回にわたり、行政指導を出したが、違法状態は解消されていないという。同委員会が会見して明らかにした。

 

 同委員会によると、行政指導の対象となったのは、輿石氏が所有する自宅(313平方メートル)の隣接地779平方メートル。地目は畑で転用不能だが、輿石氏が車庫や庭、道路などを整備して使っているという。

 

 この土地は昭和48年に農業振興地域整備法に基づく農用地(農振農用地)の指定を受け、宅地などへの転用は原則禁止。同委員会は不正な使用実態が発覚した昨年10月以降、義弟に対し、農地に戻すよう行政指導を出したが、いまだ改善されていないという。

 

 名義上の所有者となっている輿石氏の義弟によると、輿石氏の自宅の母屋部分は昭和50年に新築。平成3~7年にかけ、義弟から輿石氏や姉(輿石氏の妻)らに譲渡され、隣接する農地部分についても事実上、輿石氏が管理するようになった。

 平成元年ごろ、隣接する県道の拡張工事に伴い、車庫を手放したため、しばらく農地部分を車庫代わりに使っていたが、そのうち屋根をつけたり、引き込み道路を取り付けるようになったという。

 

 義弟は「農地だという認識はあったが行政指導を受けるまで、より制限の厳しい農振農用地だと知らず、数十年もの間、なあなあできてしまった。指導には可能な限り従う」としている。

 

 輿石氏の事務所では「事実関係が分からず、本人とも連絡が取れないため、コメントのしようがない」としている。

 

 

 


 

明らかに大手マスコミは、4億円の記載の問題は当初から知っていて、なおその記載日のずれの理由も知っていると思ったのは、この輿石氏に関する記事を見たときである。

 

自分も過去に世田谷に住んでいたことがあり、農地が点在をしていることは知っている。駐車場は農家の方からお借りをしていたのを思い出す。現在はかなり変わったとしても、現在でも農地からの転用には、農業委員会の許可が必要なのは地方に住む人間であれば当然ながら知っている方は多数いるはずである。

 


 

世田谷区の農地転用と農業委員会1960~1975

http://www.researchgate.net/publication/29775901_19601975

 

1960年代から70年代前半にかけて, 世田谷区内では農地の急速な宅地化が進行した.宅地化は私鉄による沿線開発, デベロッパーによる大規模商業施設の開発, そして旺盛な住宅需要に牽引された.この過程で区内農家は大部分の農地を売り渡したが, 多くの農家は所有農地の一部を保有したまま賃貸住宅に転換し, 家賃収入を主要な収入源のひとつとするようになっていった.世田谷区農業委員会は区内農地の保護に尽力し, 不動産企業による賃貸住宅の建設や農地改革による創設自作農地の宅地化に強い抵抗を示した.しかし創設自作農地以外の農地において, 農家がアパート等の賃貸経営に参入することは黙認せざるを得ず, 60年代賃貸住宅建設の多くが「農家」経営の一環として行われる背景となった.都市計画法の線引きにより区内が市街化区域となった後は, 委員会の転用阻止機能は失われ, 賃貸を含め, 中小不動産企業による住宅化が活発化した.農業委員会の関心は専ら農地の宅地並み課税問題に収斂していった

 

http://www.city.setagaya.tokyo.jp/topics/toshiseibibu/01_tosikei/tohiriyougenky/15-2.PDF

 


 

もし仮に地目が農地であれば、仮登記から本登記にある程度の日数はようするはずである。(この農地も土地改良法によりいろいろな規制があるのだが)

 

で、自分の記事は、先には進まなかったのであるが、今日松田光世氏が次のようにツイートをしている。

 


もう少し事実に即して、小沢さんの「起訴相当」とされた「土地購入の期ずれ」問題を考えてみよう。登記簿を見れば、陸山会が土地代金約4億円を払った04年10月時点で「仮登記」がされているが、その時点の地目は「畑」である。05年1月に地目が「宅地」となり、「本登記」がされている。

http://twitter.com/matsudadoraemon/status/13708470317

 

 つまり、4億円の土地代金が支払われた時点では、畑だった土地が世田谷区農業委員会の承認を経て宅地になり、翌年1月に本契約が結ばれたとみるのが、登記簿からは常識だろう。04年時点では仮契約で、業者が地目変更に失敗すれば、代金は返済される「払い戻し条件付き契約」だったのではないか。
 

自分が直接、登記簿を確認をしたわけではないので、「これで、記載ずれ」が起きたのだ。とは言えないが、農地委員会からの許可待ち時間を考慮をし購入をした不動産屋と仮契約を行ったのであれば、陸山会の記載日のずれもどこかに消し飛んでしまう。

 

残るのは、水谷建設かなにか知らないが、裏金を受け取ったという話になるのであるが、最近はどこの大手マスコミも伝えることはなく、ただただ民主党の支持率が下がった原因は「政治とカネ」であり、「起訴相当」が大問題の報道だけである。そんな中で先日産経がショボイというかスカシっ屁のような記事を載せている。

 


 

【小沢氏「起訴相当」】元秘書「水谷建設から数百万円」裏献金受領認める供述

2010.4.28 02:00

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100428/crm1004280201006-n1.htm

 

 

 

 民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、起訴された元公設第1秘書の大久保隆規被告(48)が、東京地検特捜部の調べに対し、「平成17年4月に水谷建設元幹部から現金数百万円を受け取り、自分で使った」と供述していたことが27日、関係者への取材で分かった。「私も秘書も不正な金を受け取ったことはない」との小沢氏の説明に疑義が生じており、27日の検察審査会の「起訴相当」議決と合わせ、小沢氏への批判が再燃しそうだ。

 

 特捜部は大久保被告らの起訴後も、水谷建設元幹部らから任意で事情聴取を継続しており、「起訴相当」議決を受けた再捜査では改めて大久保被告らに再聴取を要請するとみられる。

 

 大久保被告は、衆院議員の石川知裕被告(36)らと共謀し、16年10月29日、小沢氏からの借入金4億円で東京都世田谷区内の土地を約3億4千万円で購入した収支を、政治資金収支報告書に正しく記載しなかったなどとして、2月4日に起訴された。

 

 特捜部は、水谷建設元幹部が国発注の胆沢(いさわ)ダム(岩手県)工事の受注時期と重なる16年10月に石川被告に5千万円を、17年4月に大久保被告に5千万円を受注謝礼として渡したと供述したことから、16年10月の小沢氏からの借入金4億円と、17年3~4月に陸山会に入金された別の4億円の原資には、水谷建設の裏献金が含まれているとみて捜査した。

 

 関係者によると、大久保被告は、逮捕後の取り調べの中で「東京都内のホテルで水谷建設元幹部と会い、紙袋に入った現金を受け取った」と認める供述をしていたという。

 

 ただ大久保被告は金額について、水谷建設元幹部らが供述した5千万円ではなく、「数百万円だった」と供述。「陸山会の口座には入れず、自分で使った」と説明したという。

 

 一方、石川被告は特捜部の調べに対し、一貫して受領を否定している。

 

 特捜部は、金額は異なるものの、大久保被告が現金受領を認めたことから、水谷建設元幹部の供述には信憑(しんぴよう)性があると判断。ほかの証拠などと合わせ、16年の5千万円についても、石川被告が受け取り、土地代金の原資の一部になった疑いが強いとみており、石川被告らの公判で、立証していく方針とみられる。

 

 産経新聞は弁護人を通じて大久保被告に取材を求めたが、27日までに応じていない。小沢事務所は「現在公判請求中の事案に関わるため、回答を差し控えさせていただきます」としている。

 


 

 

 

 

もうここまでくると、産経のお粗末さに付き合いきれない。さて産経が次の矢を打ってくるのかは不明であるが、ボツボツ終りにしたいのは、大手マスコミではないのかと思えてくる。

 

 

結局は、大手マスコミが非難を浴びながらも検察リークを続けながら5000万円の裏金を受け取ったという事実は、東京地検特捜部の度重なる執拗な捜査でも明らかにならなかったのである。

 

小沢氏への聴取も、まずは水谷建設からの裏金に対してのものであったことを記者会見で小沢氏は「堂々と明らかにした」のである。これからも検察の狙いが水谷建設からの裏金狙いであった事が明白であろう。

 

その点から考えると、石川議員の逮捕は特捜検事の捜査が、見誤ったものであったことを特捜が認めたとも取れる。また石川議員の逮捕は、政治資金規正法の「虚偽か記載ミスか、もしくは仮契約・本契約での記載」という非常に検察のとっては微妙な裁判となることであろうと思う。結果小沢氏を「不起訴」にした可能性が高いということになる。

 

虚偽記載とされるものも、仮に(現時点では松田光世氏のtwtterでの情報のみだが)農地(畑)であったものを宅地に地目変更のために正式登記を行わないのであったのであれば、翌年への記載日がずれるのは当たり前ということになる。

 

なぜなら、小沢氏は秘書の寮を建てるために土地を購入したのであって秘書の食料確保のために農地を確保したのではないからである。そもそも、政治資金が改正になるまでは、秘書の寮や事務所の建設・購入のためには政治資金を当てる事ができたのである。

 

これが、もし農地のままで土地を購入をし地目変更をしたらどのように新聞・テレビは報じるであろうか。まぁ~、予想はこのブログを読まれた方にお任せをしよう。

 

それが小沢憎しで陸山会所有・小沢氏名義の土地所有に目をつけて叩いていただけでしかない。その土地購入にゼネコンからの裏献金が当てられたという筋書きなのであって、他の小沢氏より多額の献金を受け取っている議員の政治資金の使い道をもう一度見直していただいたらよくわかると思う。

 

結局は、ゼネコンからの裏献金が事実が明らかにならなかった事から、「不起訴」にしたに過ぎないのである。マスコミが伝えるように共謀で・・云々なんて話は後でとってつけた話でしかないと自分は思っている。・・・情報も入ってはいますけどね。

 

同時に今回の松田光世氏のtwtter情報が正しいものであれば、石川議員の逮捕そのものも「不当逮捕」の恐れも出てくる。先にも書いたのだが仮契約と本契約の違いを考え、本契約を持って記帳をする場合は多々あることで、自分の会社でもよく行う。その点から考えた場合に、検察審査会の「起訴相当」は、非常に実情(一般社会の契約の実態)と合わない事になってしまう。

 

日テレの太田総理の中で、テリー伊藤氏が、「小沢氏は最終的には無罪になる。しかし、その裁判の結果が出るのは、参議院選挙のあと困るのは民主党」と堂々とのたまったのには驚いた。

 

結局は大手マスコミは、はじめから小沢氏が無罪であることを知っていながら「政治とカネ」や「小沢はクロ」だと騒いでいることになる。

 

 

しかし、ここまで売られた喧嘩を素直に終りにしようなどと民主党支持者やマスコミ不信者が思うかというのは不明であり疑問ではあるがw

 

 さて、罠を仕掛けたはずの大手マスコミ(自分はそのようの思っている)それも何重にも。過去の新聞やテレビ報道を読み・見直すと明らかに今の報道と食い違いがおき始めていて、そのつど別の事件を報道をし摩り替えているようにしか見えない。

 

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普天間は、国外へ移すしかない その③  「抑止力」って?

2010/05/09 08:31

 

 普天間は、国外へ移すしかない その 滑走路の長さは、なぜ変わる?

 

 普天間は、国外へ移すしかない その②  SACO合意と米軍再編

 

 先日は、鳩山首相が徳之島の3町長と会談をもったようだが、3町長は「どんな機能であれ、どんな訓練であれ受け入れることはできない」と述べ、訓練移転も含む一切の受け入れを拒否した。とある。まぁ~、当然と言えば当然の結果ではあるが、自分はそんなに悲観はしてはいない。これで徳之島案が消えた消えないはどうでもいいのである。

 

今朝の産経の記事であるが、中に次のような一文だある。


http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100509/stt1005090313000-n1.htm

 

地元の理解」と「米海兵隊の一体的な運用」の両方を同時に満たす方程式の解は、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部に移す現行案以外になかったのである。沖縄県民への「思い」は問題解決の何の補助線にもならず、かえって県民感情を傷つけた。


果たしてそうだろうか。地元の理解ではなく、地元の思いなのではないのだろうか。その時に、思いを叶えるためには冷静に海兵隊の存在と産経の好きな言葉である「抑止力」を検証をすることが必要なのではないのだろうか。はじめから、現行案しかないと言う考えはいささか最近の状況を見間違えてはいないだろうか。

 

そんな中で民主党・沖縄等米軍基地問題議員懇談会の川内氏らがテニアンへ旅立っている。まずは、この川内氏らのグアム・テニアン移転案なるものがどのようなものなのか読み砕いてみようと思う。

 

まずは、彼・川内議員のブログから案を抜き出してみたい。氏のブログには次のように書かれている。

 

http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/

 


平成22年3月6日

2010年5月日米両国政府合意案(第1次案)に向けて

 

沖縄等米軍基地問題議員懇談会

会  長 川内博史

事務局長 近藤昭一

 

グアム協定を維持し、遵守する。

 

SACO合意を改定する。

 

在沖縄海兵隊の本拠地を、2014年までにグアムに移設する。費用の相当部分は日本政府が負担する。

2014年グアム移転までは普天間基地を、負担軽減の上、使用する。

V-22オスプレイの運用については、日米両国政府で協議する。

辺野古沿岸の基地建設は中止する。

日本政府は、海兵隊のローテーション展開基地を、日本国内に確保するために、米国政府と誠実に協議する。 

 

日米地位協定見直しの協議を開始する。

 

刑事裁判権について

低空飛行訓練の日本の法令遵守について

134ヶ所の米軍使用基地・施設の整理統合について

 

4、日米グローバルパートーナーシップの観点から、日米同盟を深化させるために協議を行う。

 


 

上の第一次案は、非常に常識的な結論だと思う。現実的に米国側の環境影響評価書には、沖縄では訓練ができなくなってきている事が書かれていて、結果グアム・テニアンに基地を移転をする。とされているのである。

 

米側は、グアム・テニアンで同盟国(日本・韓国豪州・タイ・フィリピン)と一緒に訓練をしたいのである。そればかりか、昨年(2009年)9月2日つまり、民主党政権成立が確実となった翌々日に豪メディアが伝えるところによると、米豪が「米・豪・中三カ国合同軍事演習」を中国に打診をしたというのである。これは翌日3日にレコードチャイナが伝えている。

 


米豪が「米・豪・中三カ国合同軍事演習」を中国に打診かー豪メディア

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=35017&type=1&p=2&s=no#t

 

 

2009年9月3日、「東方網」によると、豪メディアが2日豪州米国が、米豪中の3か国合同軍事演習への参加について、中国への打診を計画していると報じた。

 

実現すれば、前代未聞の軍事演習になる。記事によれば、ティモシー・J・キーティング米太平洋軍司令官とアンガス・ヒューストン豪国防軍司令官が1日に会談、3か国軍事演習の実現に向けて中国に働きかけることで合意したという。

 

キーティング司令官は、演習が実現すれば、海陸における小規模な軍事演習から始め、その次に人的交流を深めたい、と話しているという。

 

日本、韓国、印度など米豪の同盟国や関係諸国が、3か国演習に対して不快感を示すのでは、との質問に対して同司令官は、「当然そのことは(アンガス・ヒューストンと)話し合った。われわれはこれに対処できることを信じるし、これらの国々に軍事演習への参加や観察員の派遣などを要請する方法もある」と語った。

 

同司令官(米国)は、「中国を脅威とはみていない」との見解を示したが、同時に、「米国中国との協力関係を望んでいる。中国は兵器の開発を進め、軍事力強化を続けているが、これは中国が掲げている平和的発展と調和のとれた社会の理念を支持するものではない」と釘を刺した。(翻訳・編集/津野尾)

 


 

日本側もこの話が出て、鳩山政権が樹立してから2月後の2009年11月27日に中国との初めての合同軍事訓練を今年(2010年に)実施することで合意したというのである。これは防衛省のHPでも確認ができる。9項目の合意とされているのだが、防衛省のHPでは昨年の記事はタイトルのみが残り明細は読むことができない事から、細部の合意までは不明であるが、なぜかこれも日本のメディアではほとんど伝えられず(共同・「西日本」では配信だが大手と言われる新聞社の記事は見られない)に韓国の中央日報が伝えていて中央日報では社説にまでなっている出来事である。

 

その後は、日米韓での合同訓練を行うと発表されたのが、2010年2月2~4日であった。この記事もAFPと中央日報では伝えられてはいたのだが、国内紙では見かけた記憶はない。このような合同演習に関しては多少まとめてあるのでご覧ください。

http://udonenogure.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-849b.html

 


 今、普天間の基地移転に関して、「日米同盟が壊れる」や「抑止力をどうする」との意見が自民党支持者から投げかえられる。しかし、抑止力という部分に関して言わせていただくと、「米軍がグアムへ8000名も移転」をする。ゆえに抑止力が低下をするので「グアムに行かないでくれ」と言った自民党支持者や軍事に詳しいかたが果たして何人おられたろうか。

 

ようは、その場その場のご都合で適当なことを言っていたのではないだろうかとさえ思えてくる。台湾有事だと騒ぐ方にお聞きしたい。現在台湾中国間に週に何便の飛行機が行き来をしているのか。

 

話を普天間に戻しましょうか。その中で「抑止力」のために沖縄に基地を現行案のまま残せと言う意見もあるが、その方々にお伺いしたいのは、沖縄に残る部隊は何と言う名前で、どんな装備が残るのかと言うことである。防衛省は川内議員に「わからない」と答えたというのである。ただ当初わかっていたのは、海兵隊の地上部隊は沖縄にいるが、移動手段としては、佐世保から迎えにくると言うことだけであったようだ。つまり、グアムへ海兵隊が移転を下のであれば、沖縄に残る部隊を明らかにしてほしいと言うことから沖縄や岩国の基地を彼は訪ねたようである。

 

そもそも、岡田外相は海兵隊員は、18000人なのだが枠組みである。との答弁で納得ができるような記者会見でも明確な答はしていないのである。非常に歯切れの悪いものであった。

 

軍事に詳しい方や軍事オタクと言われる方であれば、ヘリコプターのグアムへ配備移転や日本国内に残る機数で何人(どの部隊)がという形で答えるのであろうが、そのヘリコプターの数さえ怪しいのである。川内議員の動画の中に次のようなものがあったのだが気が付かれた方がおるだろうと思う。

 

 

アイクスケルトン下院軍事委員長からの資料として、普天間からグアムへ移る部隊が明細に書かれていて、中型ヘリコプター中隊の名前も書かれているという。その中で、この中隊の明細が書かれていないことから防衛省外務省)に問い合わせたところ、岩国とされているという。(ところが明確には示されてはいないという)

ところが直接岩国に出かけ、岩国米軍基地のオハローラン司令官に訊ねたところ、このヘリコプター部隊は、名目上は所属をしている事にはなってはいるが、見たことが無いと言う。

 

 

 

海軍長官の下に海兵隊が存在をする。その海軍長官からアイクスケルト下院軍事委員長したに沖縄からグアムへの移転の報告書の中で第三遠征軍はグアムに移る事が確認をされているが、ローテーション部隊(31µ・2000人程度)残る。しかし、このローテーション部隊は、沖縄をベースにはするが一年中いるわけではないと言う。(注・川内議員が読み解いたものが正しいという前提であるが)。

 

録画(Ust)によると、川内議員は、ログリング中将・メルトン大佐・エルドリッジ次長に18000人の根拠を訊ねたようである。結局は、元防衛次官であった守屋氏から出た数字のようであるが、18000人という主語は誰なのかと米国側から尋ねられたようだ。これの、18000人と言う数字は、日本側が言っている話でしかない。というのが米軍のエルドリッジ氏の答えであり、米軍には責任はないと言い切ったそうである。

 

 

先日も書いたのだが2008年の米国防省発表の在日米軍の総数(陸・海・空・海兵)が17000人とされている。また田原氏はtwitter上で堂々と15000人書いているがこの数字の根拠はどこから出たものなのかも不明である。が18000人の数字はアメリカ側が出した数字ではないことは明確である。

 

この数字の危うさは、グアムへ移転をする人数にも表れていて、8000人書かれたもの8500人と書かれたものはたまた8600人書かれたものの3種類存在する。

 

今まで日本は「日米安保が大事」・「日米同盟が大事」だとしてきた。しかし、あまりにも今まで不透明すぎたのではないのだろうか。1960年の日米安保以降沖縄返還と「密約」が存在をした事で沖縄の米軍基地問題が抱える隠蔽体質が浮き彫りにされてきたのであろう。

 

実は、沖縄の問題は、普天間だけではなく嘉手納基地のF15削減の問題も抱えているのである。

 


 

米、三沢のF16撤収打診 4月、嘉手納はF15削減 

'09/9/12

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200909120150.html

 

 米政府がことし(2009年)4月初旬、米軍三沢基地(青森県三沢市)に配備しているF16戦闘機約40機すべてを早ければ年内から撤収させるとともに、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)のF15戦闘機50機余りの一部を削減させる構想を日本側に打診していたことが分かった。複数の日米関係筋が11日、明らかにした。

 

 オバマ米政権の発足に伴う国防戦略の見直しを反映した動き。日本側は北朝鮮情勢や在日米軍再編への影響を懸念し、いずれにも難色を示して保留状態になっているという。日米両政府は現在の米軍配備を前提として在日米軍再編案に合意した。鳩山新政権の発足に伴い、この問題をめぐる協議が始まり、停滞している米普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の嘉手納基地への統合案などが再浮上する可能性もある。

 

 三沢基地のF16は冷戦末期の1980年代に旧ソ連をにらんで配備され、冷戦終結後は北朝鮮への外科的先制攻撃(サージカルアタック)を想定しているとされてきた。ただ日米両政府内には、実際に先制攻撃する公算は小さい上、仮に攻撃せざるを得ない事態でも空母やグアムからの攻撃が可能で、三沢基地に配備する価値が低減しているとの指摘があった。

 

 日本政府関係者はF16を撤収させた場合「グアムの米軍基地から次世代型戦闘機F35を巡回の形で駐留させる可能性がある」と予測している。ただF35は量産態勢にまだ入っていない。これを配備するとしても5年以上先で、三沢基地から常駐の米戦闘機がなくなる公算が出てきた。

 

 ゲーツ米国防長官はことし4月6日、2010会計年度(09年10月~10年9月)の国防予算に関する見直し計画に関して国防総省で記者会見し、航空自衛隊が次期主力戦闘機の有力候補としていた最新鋭戦闘機F22ラプターの新規発注見送り方針を表明。この際に(1)10会計年度にF16を含む旧式の戦闘機250機を退役(2)F35の調達を加速化し5年で513機を生産し、最終的に2443機を購入―などの考えも明らかにした。

 

 日米関係筋によると、米側はこの記者会見の前後に外交ルートで、F16撤収とF15削減案を示した。外務省を通じ防衛省に伝達されたが、日米同盟関係への影響などから秘匿性の極めて高い情報として封印。政府は公式に打診を認めていない。

 

 

[F15削減難色] - 沖縄タイムス

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-13-M_1-005-1_001.html

 

 沖縄の負担軽減などと聞き心地の良いことを言いながら、裏では米軍基地のありようを変えずに逆に沖縄に押し込めようとする。これこそ言葉を内と外向けに使い分ける二枚舌ではないか。

 

 米政府がことし4月、米軍嘉手納基地のF15戦闘機約50機の一部を削減することを日本側に打診したが、日本政府が難色を示したため保留状態になっているというのだ。 

 

 削減する機数や時期など具体的に明らかになっていないが、日本政府は核開発の動きをやめない北朝鮮情勢や在日米軍再編に与える影響を懸念したという。

 

 沖縄の負担軽減は政府の基地政策の最も重要な課題であるはずだ。県民の目の届かないところでは削減に難色を示すようでは「構造的差別」と受け止められても仕方ないだろう。

 

 米軍が削減を打診した背景には、オバマ政権発足に伴う国防戦略の見直しがある。景気回復を最優先するため国防予算にもメスを入れることが迫られており、F15削減もその一環だ。米軍三沢基地(青森県)のF16戦闘機約40機すべての撤退も同じ理由で保留になっている。

 

 嘉手納基地には現在、F15の2個戦闘機中隊が配備されているが、1999年11月、当時の米軍の世界的な再編計画で1個中隊が削減されたことがある。

 

 嘉手納基地周辺の首長でつくる三連協の野国昌春会長は「新たな機体が配備されることなく常駐機が純減するなら」との条件付きで歓迎する。

 

 常駐機が減れば、必然的に騒音や事故が減少するのが期待できる。政府としてしっかり対応すべきではないか。

 

 最近の嘉手納基地は同基地所属以外の外来機が頻繁に飛来し、しかもほぼ常駐状態といっていい。F22の移駐も一時といいながらすでに何度も行われている。米本土に帰還する際の未明離陸は爆音をとどろかせ、「安眠妨害」と強い非難を浴びている。

 

 負担軽減策とされる訓練の本土移転も効果を上げるどころか、騒音データはだんだん悪くなっていることを示している。県文化環境部がまとめた2008年度航空機騒音測定結果によると、夜間―早朝(午後10時~午前7時)の騒音発生回数は400・7回に達した。07年度の222・0回に比べ、ほぼ倍増した。この時間帯の飛行を制限することで日米合意した1996年3月の航空機騒音規制措置以来、最高の回数だ。

 

 福岡高裁那覇支部でことし2月に言い渡された新嘉手納爆音訴訟の控訴審判決は、原告住民が受忍限度を超える騒音にさらされているのは明らかとし根本的な改善を図らない国の姿勢を厳しく批判した。「騒音の状況の改善を図るべき政治的な責務を負っている」と異例の注文を付けた。

 

 日本全体の安全のために、在日米軍は必要と主張する政治家は少なくない。ならば、隗(かい)より始めよ。在日米軍による抑止力の維持と沖縄の負担軽減を同時に進めたいのであればF15を自分の選挙区に誘致するくらいの政治的度量があってしかるべきだ。

 


 

 

先日もブログに書きtwiitterでもつぶやいたのだが、川内案・議連案は次のようになる。

 

まずは、辺野古沿岸の基地建設は中止とし、オスプレイの運用は見直し普天間では使用をしてくれるな。グアム協定は日本政府が守りグアムへの移転費用は、日本側がそれなりに負担はするので2014年まで普天間の基地は発着制限はしますが、間違いなく2014年までにはグアムへ移転をしてくださいな。

 

それで、海兵隊のローテーション展開基地つまり、前方作戦拠点(Forward Operating Sites / FOS)は、日本国内で確保をしますから、交渉をしましょう。という事である。この場合のローテーション部隊31µ(?)は、現在はキャンプハンセンに存在をするが、移動手段である船が停泊できるところが合理的であり、前回のブログでも書いたのだが、次のような定義がなされている。

 

主に受入国によって維持される施設で、施設維持のための米軍による支援は限定的なものに留まる。基本的に米軍部隊はFOSにローテーション配備され多国間演習等を行うため、家族のための施設は必要とされない。」とされる。

 

しかし、日本では多国間演習を行うことは不可能に近いように思えるのである。つまり、日米間での軍事演習が行えて、施設の維持が受入国で行われるのであれば、自衛隊機地の併用でも可能だと言う答えはないのだろうか。その点から考えても、川内案・議連案の方が現実性があるように思える。

 

SACO合意は、政治合意であり法的拘束力はないが、グアム協定は、法的拘束力がある。ようは、米国側に支払う金額を値切ったら何を言い出すか・・・と言うことでしょうね。

 

日米同盟とは、日本の官僚と米国との認識には乖離があるように思える。もっとも日本の国民は、日米同盟と日米安保の違いさえ気がつかないであろうし、日本政府はもう少しわかりやすく説明をするべきでもある。

 

グアム・テニアンは、米軍兵にとっては、前線に近いことになる。米軍兵の士気にもよるだろうが、沖縄に駐留をしていた方が安心だということになる。

 

2014年まで普天間基地使用に関しては、伊波市長も認めていることで、2014年までは同意をしている。ただし、先日の衆議院外務委員会で「密約に関しての参考人召致」では、琉球大学・我部政明教授によってオスプレイの導入の秘匿がかなり明らかになっている。

 

沖縄の海を埋め立て、オスプレイの導入を隠し、米国側に口裏あわせを頼み、片や、削減をすると言う戦闘機は了解をせず先延ばしにして、「沖縄の軽減負担」を新旧政府とも口にする。

 

アメリカさんは、経済的な事情で戦闘機を削減をすると言う。ようは、「抑止力」なんてどこに行ったらやら。岡田君は、空軍と海兵隊の仲の悪さも知らずに、「嘉手納統合案」を口にする。

 

同時に、F16が削減をされては困ると言いながら嘉手納からの戦闘機が回されては困ると言う国会議員。

 

沖縄タイムズではないが、在日米軍による抑止力の維持と沖縄の負担軽減を同時に進めたいのであればF15を自分の選挙区に誘致するくらいの政治的度量があってしかるべきだ。

 

「抑止力」の持つ意味の見直しが、今後のヒントのような気がしてならない。

 

 

 

 

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普天間は、国外へ移すしかない その② SACO合意と米軍再編

2010/05/06 20:36

 

 普天間は、国外へ移すしかない その① 滑走路の長さは、なぜ変わる?

 

 長い肩書きで口を噛みそうなのだが、米国ジョージタウン大学戦略国際問題研究所(CSIS)主任研究員兼同大学外交学部講師の田岡俊次氏が、80年代、90年代、米議会では沖縄にいる海兵隊への疑問の質問がよく出た。そのたびに米国防当局者は「日本を守っていない。西太平洋、インド洋全域に派遣するために待機させている」と、正確な答弁をしていた。との記載がtwitter上で見られる。田岡俊次氏に関しては、立場立場でいろいろな評価があるであろうし、敢えて自分はどうのこうのいう立場でもないし、このような見方もあるということだけは紹介をしておきます。

http://twitter.com/kamiura_jp/status/12205308141

 

どうも、国外への基地移転に反対の方の意見は、沖縄に基地が存在することでの見せ掛けの防衛を望んでいるようにも思えてくる。しかし、2008年に米国国防省からの在日米軍数(陸海空および海兵隊)が17000人と発表をされているのであって、明らかに外務省発表の数字との違いがみて取れる。

 

海兵隊がなぜに沖縄に存在するのか。本来ならそのことを問われなければならないのであるが、それが今までは、「日本には基地が必要」という前提で米軍基地を国内のどこに移すかの議論しか行われて来なかったように思えてならない。

 

その前に、これと同時にSACO最終報告の中に書かれている「普天間移設」についてもう少々詳しく書いてみようと思う。最終報告では、「今後5乃至7年以内(2001~2003年)までに代替施設を完成させ普天間飛行場を返還する」としている。

 

当時の政府は、普天間基地に関してはSACOで合意された辺野古沖への移転計画を進めるという姿勢であった。しかし、2004年8月の夏休み中に発生した普天間基地配備の米軍ヘのCH-53・リコプターが大学に墜落すると言う事故が起き、普天間の危険性が再認識されたのである。結果、2005年に入ってから計画の見直しを米軍再編協議の中で取り上げるとの姿勢に転じている。

 

この事故により、辺野古沖移設に反対の抗議の声が大きくなり移設が一向に進まないこととなる。当時のマスコミ報道では、この当時首相であった小泉氏は、一向に進まない普天間移設計画にシビレを切らし移転計画の見直すよう事務当局に指示を下したと伝えられている。

 

事実、当時の国会審議の議事録をみると、普天間の移設が停滞をしている様子がみられ「何らかの進展が見られるような対策を」開始しなければならないと答弁をしているのである。結果、米国側も代替案さえあれば見直しに応じるとの姿勢をみせている。ようは、米国も辺野古沖移設が進展をしない事から打開策を模索をしていた事が伺える。

 

しかし、日米両国で確認をした普天間基地機能には

①海兵隊のヘリ部隊の基地

②空中給油機の基地

③緊急時の輸送拠点

この3つの機能があるとされている。

 

過去の報道をみると

①の機能、つまり「海兵隊のヘリ部隊の基地」としての機能は、「嘉手納基地」・「キャンプ・シュワブ」・「キャンプ・ハンセン」および「伊江島補助飛行場」が有する事ができる。

 

②の「空中給油機の基地」としての機能は

「嘉手納」・「東京・横田基地」・「山口の岩国海兵隊航空基地」そして米軍基地ではないが、自衛隊「鹿児島・鹿屋基地」・「宮崎県・新田原基地」そして「北海道・千歳基地」への検討がなされている

 

③の「緊急時の輸送拠点」としての機能は

「沖縄・下地島の飛行場」・(航空自衛隊)「福岡県・築城基地」などが移転先として検討をされていた事がわかる。つまり自公が勝ち誇ったように「現行案しかない」というのは、自公政権下で、検討をしたと言う経緯からである。

 

岡田外相が拘っていた「嘉手納統合案」は、この①および②の条件を満たす事からであろうか。しかし、完全にこの「嘉手納」移転が不可能なのは、米空軍が断っているのであって、普天間基地移転話が出た当初から無理な話であった。これは、下河辺氏もこの件については明確に語っているのである。

 

同時に③の「緊急時の輸送拠点」機能を維持するためには、沖縄県内に2000m級滑走路を嘉手納以外にもう1本確保することが必要だと日本政府に要求しているのである。つまり当初の外務省案は論外なものであったと言う事になる。

 

もっとも、何もしない平野官房長官および前原氏(沖縄担当)のような話は論外というかお話にはならないので今回は省く事にするが、外務省案は論外としても、防衛省案(現行案維持)が、既成事実のように語られる事に各大臣が「なぜに、国外移転ではないのか」という意見が出てこなかった事に非常に違和感を覚えていた。

 

事実、この小泉内閣当時の見直しで米国の要求は、1996年のSACO合意時における普天間基地返還条件より厳しくなっているのである。米軍のヘリコプターが墜落をして「危険だ」と言った結果、「移転条件が厳しくなる」という逆の作用を齎しているのである。

 

たとえば、海上建設で1300mの滑走路で良いとしていたものが、沖縄県内に、嘉手納以外に2000mの滑走路をもう一本必要だと言い出したり、非常に合理的ではない条件を米国が出して来た結果再度現行案に落ち着いたという経緯がるのだが果たしてこの事実を何人の方がご存知であろうか。

 

当時ささやかれていたのが、普天間基地を自衛隊に移管し、有事の際には米軍が使用できるようにする。つまり、*協力的安全保障地点(Cooperative Security Locations / CSL)としてしまうという話まで出ていたのである。この*協力的安全保障地点についても一応説明をしておこうと思う。

 

*協力的安全保障地点(CSL)は通常、管理維持のための米軍は配備しないが、緊急時には米軍のアクセスが可能な施設という位置付けで本来であれば、非常に簡素な施設とされる。ただし、自衛隊が維持・運営をしている施設であれば米軍にとっては非常に使いやすい基地と言う事になる。もっとも防衛省(当時は防衛庁)は、その可能性は否定はしているのではあるが・・・。

 

 しかし諸条件からも明らかなように、普天間基地の返還そのものは、沖縄もしくは日本国内から基地機能が縮小をされたり撤去・国外移転をされるというわけではなかった。最終報告の時点も「普天間飛行場の重要な軍事的機能及び能力は今後も維持する」ことを強調している。

 

民主党・川内博史議員もこの点を考慮し、沖縄等米軍基地問題議員懇談会の中で、SACO合意を改定するとし、下記の5点を挙げている。

 

在沖縄海兵隊の本拠地を、2014年までにグアムに移設する。費用の相当部分は日本政府が負担する。

2014年グアム移転までは普天間基地を、負担軽減の上、使用する。

V-22オスプレイの運用については、日米両国政府で協議する。

辺野古沿岸の基地建設は中止する。

日本政府は、海兵隊のローテーション展開基地を、日本国内に確保するために、米国政府と誠実に協議する。

 

これは、4日の鳩山首相の言葉との違いがみられるのだが、明らかに検討に値すると思われる。

 

くどいようだが、もう一度検証をしてみようと思う。

 

1996年、沖縄に関する特別行動委員会(SACO)により、普天間飛行場の返還に合意した。 伊波洋一宜野湾市長は在沖縄海兵隊8000人(*8500人という記事もあり)のグアム移転は評価しながらも、新たな普天間移設案には強く反対をしている。これは理由がはっきりしていて、普天間の危険性が除去されるのが2014年であるから代替施設が完成するまでは危険が除去できない事からである。

(*8500人という数字は、2009年12月10日の時事通信の記事のよる)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009121000361

 

4日に沖縄を訪問をした鳩山首相は、この点に対しtwitterでも次のように述べている。

 


  昨日は沖縄を訪問し、普天間飛行場の移設について、仲井真知事を始め沖縄の皆さんの厳しいご意見をいただきました。一日も早く普天間飛行場の危険をなくし、県民の負担を軽減するため、全力を尽くします。

http://twitter.com/hatoyamayukio/status/13403573499


ここで鳩山首相は、ひとつの道筋を示しているのである。つまり普天間基地機能を移転をしない限りは普天間飛行場の危険はなくならないのであるが、仮に辺野古に移転をしたところで、2004年までには工事は終了しないのである。

 

これは、鳩山首相と仲井真知事との会談の中でも同様の事が話合われている。岩上氏のツイートから拾いあげてみると次のようになる。

 


知事「二点申し上げたい。第一は①普天間飛行場の危険性を一日も早く除去していただきたい。県内では、②4月25日の県民大会からもうかがえますよう、県外移設の実現を期待する声が高まっております。政府が県民の声を真摯に受け止め、③普天間飛行場のの危険性の除去に取り組んでいただきたい」

http://twitter.com/iwakamiyasumi/status/13372723396


 

①の普天間飛行場の危険性の一日も早い除去・・・つまり現行案(辺野古移設)では、7年から10年はかかるとみられている事から、逆に整合性がなくなってしまう。

②4月25日の県民大会からも伺えるように沖縄県民の声は、国外への移転を求めている事になる。これは、見かたを変えると大手マスコミが鳩山内閣を追い詰めようとしてやぶ蛇になったように思えてしまう。

普天間飛行場の危険性の除去と二度出てきているのであるが、基地移転を早々に求めるというより飛行機(ヘリコプター)の発着制限もしくは、配備先を変える交渉を日本政府にしてくれと言っているようにも思えてしまう。

 

そうなると、沖縄等米軍基地問題議員懇談会・川内案の方が合理的に思えてくる。

 

 

辺野古沿岸の基地建設は中止し、V-22オスプレイの運用は見直普天間では使用をしてくれるな。グアム協定は守りグアムへの移転費用は、日本側がそれなりに負担はするので2014年まで普天間の基地は発着制限はしますが、間違いなく2014年までにはグアムへ移転をしてくださいな。それで、海兵隊のローテーション展開基地つまり、前方作戦拠点(Forward Operating Sites / FOS)は、日本国内で確保をしますから、交渉をしましょう。という事である。

 

ここで海兵隊の「*ローテーション基地」を少し説明をすると次のような存在の基地となる。

 

*主に受入国によって維持される施設で、施設維持のための米軍による支援は限定的なものに留まる。基本的に米軍部隊はFOSにローテーション配備され多国間演習等を行うため、家族のための施設は必要とされないものという事になる。

 

ところが、沖縄で多国間演習等を行えるかというと、これは実に微妙な話という事になる。つまり、日米(米軍と自衛隊)の合同演習は行えても多国間(日米韓や豪など)での合同演習を日本国内で行えるかというと、非常に懐疑的な部分を含む事になる。つまり、ローテーション配備で日本国内に米国海兵隊がいるのは構わないが、合同演習はできませんよ。その代わり、施設維持のためのお金は日本が持ちますよ。という事になる。

 

米国海兵隊にとって、合同演習の最適地はグアムやテニアンだとの意見が出てくるのは当然と言えば当然なのである。多国間連携・・・この連携での軍事訓練は、グアムを戦略拠点つまりハブとして使用をする事は米国も認めているのである。つまり沖縄の位置付けは、戦略拠点として完全に捨てきれてはいないのだが、「抑止力」ではなく中継地点つまり沖縄から派兵をするためのということになる。

 

自民党支持者や軍関係に詳しい方は、グアム・テニアン移転をヘリや飛行機の数で、「ありえないとする意見」が多いのであるが、今、求められているのは、普天間基地の機能が米軍再編の中でどのような意味を持つのかと言う事であろうと思う。

 

米国側は「住民の合意が必要」としている。先日の沖縄の大会で鳩山政権が追い詰められたのではなく、米軍基地を沖縄に残そうという勢力のような気がしてならない。

 

 

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野中発言の波紋・・・・w

2010/05/03 22:15

 

 先月の19日20日と2夜に渡り、TBSのニュース番組で野中元官房長官が官房機密費の使い道について言及をしていた。

 

一時、You Tubeにもアップをされてはいたのですが、著作権の問題で削除をされたようである。各新聞社も一応は記事にはしてはいるのでだが、毎日や朝日のニュアンスと読売の記事のニュアンスには温度差を感じてしまう。これは、新聞社個別の立ち位置であろうか。あえて、どこの新聞社の立ち位置がどうのうこうの言うつもりもない。

 

ところがこの記事の流され方が非常に面白いことがわかる。まず、この官房機密費を伝えたのが、26日のゲンダイネットである。ゲンダイネットを読むとニュースソースはTBSのニュース番組であることがわかる。

 


 

前官房長官・河村をビビらせた野中広務の告白【政治・経済】

2010年04月26日 掲載

http://gendai.net/articles/view/syakai/123424

 

機密費食い逃げ疑惑に新証拠

 

●新築祝いに3000万円!?

 

 自民党の河村建夫・前官房長官がビビりまくっているという。河村は政権交代直後の昨年9月に2億5000万円もの官房機密費を引き出したとして、大阪市の市民団体に背任容疑などで東京地検に告発されている。この問題に関連し、思わぬところから新証拠が飛び出した。野中広務元官房長官がテレビで官房機密費の使途を洗いざらいブチまけた一件だ。河村を告発した原告代理人のひとりで弁護士の辻公雄氏はこう言う。

 

「野中氏の発言で、官房機密費があらためて情報収集に使われていないことが分かりました。野中氏の発言を載せた記事を基に先週、東京地検に証拠資料の請求をしました。河村議員の件が訴訟になれば、野中氏を裁判の証人として呼ぶことも検討したいと思います」

 

 野中の衝撃告白は、先週放送された「官房機密費の真実」(TBS系)。番組で野中は、官房機密費の使途をバクロした。

 

「総理の部屋に月1000万円。衆院国対委員長と参院幹事長に月500万円ずつ持って行った」「政界を引退した歴代首相には盆暮れに毎年200万円」「外遊する議員に50万~100万円」「(小渕元首相から)家の新築祝いに3000万円要求された」と次々に明らかにしたのだ。

 

「これはもう公私混同どころのレベルじゃなく、税金ドロボー、公金横領ともいえる驚愕の実態です。告発されている河村はもちろん、自民党の歴代首相や官房長官はみな泡を食っています」(司法ジャーナリスト)

 

 野中証言にはもうひとつ注目発言があった。「(政治)評論をしておられる方々に盆暮れにお届け」と明かしたことだ。

 

「テレビに出ている政治評論家やタレントが数百万円を提示されてマスコミ工作をお願いされたという話もある。この人たちが“毒まんじゅう”を食べていたと仮定すると、官房機密費のニュースに触れない理由が分かります」(民主党関係者)

 

 鳩山政権が、歴代政権の官房機密費の使途を完全公開すれば、政界と大マスコミは一気にガタガタだ。

 


 

ところが、23日にも同様の話(官房機密費)を沖縄で開催をされたフォ-ラムでしているのであるが、この23日の話が表に出てきたのが28日である。つまり、26日のゲンダイネットがTBSの話を記事にしなければ23日の野中氏の講演の話は出てこなかった恐れがあったという事である。この23日の沖縄のフォーラムでの野中氏発言は28日の毎日新聞にも載せられている。

 

流れとしては、その後(30日)に共同通信の取材で答えたという三段階の話からなるのである。つまり、ニュースソースは野中氏1箇所ではあるが、三日(TBSの報道を入れると5日7回)の取材からなっている記事なのである。ここで、不思議なのは同じ47NEWSに加盟をしている琉球新報の記事を用いずに共同通信が再度取材をしなおしている事にある。まぁ~、再度取材をしちゃいけないという決まりがある訳ではないのでかまわないのだが、微妙に違和感を覚えてしまう。

 


 

機密費、評論家にも 野中元長官、講演で証言

2010年4月28日

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161420-storytopic-3.html

 

 野中広務元官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月~99年10月)、先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。

 

 野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。

 

 野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があったことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。その上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」と指摘した。一方で機密費の提供を拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた。

 

 官房長官の政治的判断で国庫から支出される機密費は、鳩山内閣が昨年11月に内閣として初めて2004年4月以降の小泉内閣から現在までの月別支出額を公表したが、使途については明かしていない。

 

 

 

 

機密費:評論家にも 野中元長官、講演で証言

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100428rky00m040001000c.html

 

 野中広務元官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月~99年10月)、先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。

 

 野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。

 

 野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があったことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。その上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」と指摘した。一方で機密費の提供を拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた。

 

 官房長官の政治的判断で国庫から支出される機密費は、鳩山内閣が昨年11月に内閣として初めて2004年4月以降の小泉内閣から現在までの月別支出額を公表したが、使途については明かしていない。

 

 


 

野中氏-毎月5千万円使った 機密費、評論家らに配る

2010/05/01 00:34   【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010043001001111.html

 

 小渕内閣で官房長官を務めた自民党の野中広務元幹事長(84)は30日、長官在任中に内閣官房機密費を「1カ月当たり、多い時で7千万円、少なくとも5千万円くらい使っていた」と明らかにした。共同通信の取材に答えた。

 

 内訳については月々、首相に1千万円、国会で野党工作などに当たる自民党国対委員長や参院幹事長に各500万円程度のほか、政治評論家や野党議員らにも配っていたと説明した。官房機密費は毎年十数億円計上されているが、官房長官経験者が使途を明らかにしたのは極めて異例だ。

 

 野中氏によると、評論家に転身した元政治家が小渕恵三首相に電話し「自宅を新築したから3千万円ほどお祝いをほしい」と要求したことや、野党議員から「北朝鮮に行くから官邸にあいさつにうかがいたい」と暗に機密費を要求されたこともあったという。

 

 野中氏は「前任の官房長官からの引き継ぎ簿に評論家らの名前が記載され『ここにはこれだけ持っていけ』と書いてあった。持っていって返してきたのはジャーナリストの田原総一朗氏だけだった」と証言。「政権交代が起きた今、悪癖を直してもらいたいと思い、告白した」と強調した。

 


 

朝日新聞は、この共同通信と同じ30日に取材をしたようである。記事の文中に「小渕内閣で1998年から99年にかけて官房長官を務めた野中広務氏が30日、当時の官房機密費の取り扱いについて、「毎月5千万~7千万円くらいは使っていた」と暴露した。」と書かれている。

http://www.asahi.com/politics/update/0430/TKY201004300449.html

 

時事通信は翌1日に「自民党の野中広務元幹事長は1日、長官在任中に官房機密費(内閣官房報償費)を「1カ月に5000万円から7000万円くらい使っていた」と明かした。」とある。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010050100147

 

読売もまた「小渕内閣で官房長官を務めた野中広務・元自民党幹事長1日、読売新聞の取材に応じ、官房機密費(内閣官房報償費)について、「私が官房長官当時、毎月5000万円、最高で7000万円程度使っていた」と証言した。」とある事から1日の取材であろうか。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100501-OYT1T00716.htm

 

ところがよく記事を読むと野中氏は、19日・20日(録画なのかは不明ではあるが)にTBSの番組で官房機密費の話をしてから、23日の沖縄フォーラム、30日共同通信の取材と朝日新聞の取材、そして1日時事通信読売新聞の取材を受けたという事になる。

 
ここでみえてくるのは「特オチ」に新聞社が慌てた構図なのかそれとも、敢えてこの話をスルーをする姿勢をみせていたのだが、「しかたなく記事」にしたか。もしくは記事にするタイミングを図っていたかのどれかであろう。
 
19日・20日に放映をされたTBSの番組を元に書かれ、ゲンダイネットに26日に配信をされた記事に誘発をされ、琉球新報は23日の基調講演を元に28日にズレながらも記事にし、毎日もTBSの放映は知りながら23日の講演を元に琉球新報と同日の28日に記事にした事になる。仮にゲンダイネットが書かなかったら琉球新報も毎日新聞も記事にしただろうか。
 
もし、琉球新報や毎日新聞が書かなければ、共同通信や朝日新聞が記事にしたのだろうか。共同通信や朝日新聞がこの官房機密費を記事にしなかったなら、時事通信や読売新聞が記事にしたであろうか。
 
永田町異聞を書かれているkyoさんは、元新聞記者の目で「官房機密費を暴露した野中広務の真意を測る」というタイトルの記事を昨日(2日)の書かれている。彼の記事は、野中氏が今、このタイミングで官房機密費の内訳の一部(さわり)を暴露をした事にいぶかしさを感じての記事だと思う。
 
なぜに今なのかというタイミングも「深謀遠慮」もあれば、「深謀遠慮でありながら突発事態」に対処をした結果という場合もある。自分は、どうも今回の野中氏の場合は、後者の方に思えてならない。
 
まぁ~、穿った見方をした場合に野中氏を裏切った自民党一部勢力に弓を引いたとも取れる。全国土地改良事業団体連合会のことは自分もこのブログで数度書いてはいるし、身内でも関係をしていた事もありまた選挙区も野中氏の選挙区であったという事情からももう「ボツボツ」だろうとは思っている。彼以外の自民党政治家の名前が平成22年4月1日の役員名簿からかなり消えているのである。
 
形だけなのかどうかは、これからの推移を見るしかないのではあるが、予算を半減された事で自民党からの呪縛が解かれたようにも思えてしまう。
 
話を戻そう。
TBSでの放映であれば、毎日新聞が書きやすいのは言うまでもないのだが、琉球新報にあわせたように沖縄の基調講演の内容を28日まで引っ張ったのは、25日の「県外移設要求の県民大会」の結果の様子見をしての事なのかもしらないが、どうも話題作りのタイミングとしてはシックリこない。何よりも、その後に慌てたように、通信社や新聞社が取材を始めている事であるが、その割には扱いが小さいのである。
 
小沢氏や鳩山首相の問題では、小さい扱いながら幾度も幾度もシツコイくらいの報道がなされている事を考えると、矛先は民主党政権では無いのではないかと思えてしまう。
 
確かに永田町異聞のkyoさんの書かれたように、「変革の過程における試行錯誤など一切無視して、現状を断罪し、過去を免罪する。視聴者や読者を妙に納得させるレトリック。」という側面や狙いがあったとしても、その後の朝日や共同、時事・読売の記事に力がないのである。
 
それを眺め考えた場合に、どうもこの野中氏の打った手が、作為(深謀遠慮)をもってというより、旧自民党との決別をしない事には、土地改良の運営にも支障が起き始め、また自民党も土地改良の票に見切りをつけたように思えてならない。
 
どこの誰が、「官房機密費を受け取っていたか」という問題は、はっきり言えば、前政権(麻生内閣)までは、政治家に関しては政治資金規正法も絡んでくる話であり自民党も当時野党であった民主党もともに表に出す事は無いだろうと思う。なぜなら、一度は自民党国対に渡され、その後に野党に渡されているわけで、それこそ自民党内でネコババをしていたとしたら「目を覆いたくなる」状況に自民党は追い込まれてしまう。
 
現在の平野官房長官は「使えないやつ」であるから次の官房長官が曝したらよかろう。しかし、ジャーナリストにまでとなるとこの部分は違った話となる。
 
このジャーナリストが官房機密費を受け取っていたという話は少々事情がことなる。今までジャーナリストが官邸から金を貰って世論を自民党政権に有利なように誘導をしてきたという事である。
 
日本国憲法の前文にはこう書かれている。
「国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」と。
 
つまり大手マスコミ&ジャーナリストにより世論を誘導がなされていたとするならば、「厳粛な信託」が出来ないような誘導・偏向報道がなされていた事になる。
 
憲法記念日の今日、改めて「国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」という意味を考えさせられる記事であり一日であった。
 
 

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積極的に起訴をしたらどうなるか?

2010/04/29 17:14

 

  一昨日27日に大阪の郵便不正事件で「凛(りん)の会」元会長、倉沢邦夫氏に対し、無罪判決を言い渡した。共謀について無罪判決が出たことで厚生労働省元局長の村木厚子氏への働きかけが無かったということであり、大阪地検の調書内容が覆されたということになる。

 

この事件は、当初から東京地検に対し大阪地検も対抗意識で捜査をし小泉元首相の秘書であった飯島氏の関与がささやかれていた。

 

同時に民主党の石井一議員追い落としではないかとさえ言われていた事件でもある。この事件で無罪判決が出て昼過ぎに小沢氏の政治資金規正法の記載ミス事件に「検察審査会起訴相当」とのテロップが流れた。

 

昨日朝(28日)のテレビや新聞紙面は小沢氏一色である。その中で気になった発言を田中喜代重弁護士がしている。鳩山首相が「不起訴相当」で小沢氏が「起訴相当」となったのはキャラクターの違いでしょう。と発言をしているのである。これが市民目線の正体であるならば非常に危ない話であろうか。

 

 これは、一昨日の小沢氏への「起訴相当」の議決文と鳩山首相への「不起訴相当」の議決文の中からもうかがい知れる。

 

小沢氏に対しての議決文には「絶対権力者である被疑者に無断で、A、B、Cらが本件のような資金の流れの隠蔽工作等をする必要も理由もない。」とされている。

 

それに対して鳩山首相の場合は、「関係者の供述は、収支報告書の虚偽の記載は勝場啓二被告(59)以外の者は全く知らず、鳩山氏は一切関与していないということで一致し、鳩山氏自身が虚偽の記載に積極的に加担しなければならない動機も見いだしがたく、他の証拠を検討してもこれを否定、覆すに足りる証拠はない。

 

まぁ~、鳩山氏の場合とは違い小沢氏への議決文からは、「悪意に満ちた怨念」さえ感じられてしまう。(個人的な感想ではあるが)

もっとも、証拠をみていない立場で、犯罪事実が認定できるかどうかを軽々に論ずる事にも違和感は覚えるのではあるが、果たして新証拠でも出てきたのであろうか?

 

ここで、気をつけなければならないのは、小沢氏と秘書の共犯関係を成立させるためには虚偽記載を具体的に指示をした。または了承をしたとする等の「共謀の事実」を立証をしなければならないことにある。

 

民主党でも検察問題について議連を立ち上げている。

 

郷原信郎元検事講演、検察問題について

http://www.ustream.tv/recorded/6494872

 

講演後に行われた岩上氏による郷原氏へのインタビュー

http://www.ustream.tv/recorded/6497385

 

 

下記に検察審査会の議決文である。その下に新聞の記事も載せてみた。

 


 平成22年東京第五検察審査会審査事件(申立)第10号

申立書記載罪名 政治資金規正法違反

検察官裁定罪名 政治資金規正法違反

議 決 年‐月 日 平成22年4月27日

議決書作成年月日 平成22年4月27日

議決の要旨

審査申立人   (氏名) 甲

被疑者 (氏名)  小沢一郎こと 小 澤 ― 郎

 

不起訴処分をした検察官 東京地方検窯庁 検察官検事 木 村匡 良

議決書の作成を補助した審査補助員 弁 護 士 米 澤 敏 雄

 

上記被疑者に対する政治資金規正法違反被疑事件(東京地検平成22年検第1443号)につき,平成22年2月4日上記検察官がした不起訴処分(嫌疑不十分)の当否に関し,当検察審査会は,上記申立人の申立てにより審査を行い,検察官の意見も聴取した上次のとおり議決する。

 

   議決の趣旨

本件不起訴処分は不当であり,起訴を相当とする。

 

   議決の理由

第1 被疑事実の要旨

 

被疑者は,資金管理団体である陸山会の代表者であるが,真実は陸山会において平成16年10月に代金合計8億4264万円を支払い,東京都世田谷区深沢所在の土地2筆を取得したのに

 

1 )陸山会会計責任者A(以下Aという。)及びその職務を補佐するB(以下Bといぅ。)と共謀の上、平成17年3月ころ,平成16年分の陸山会の収支報告書に,本件土地代金の支払いを支出として,本件土地を資摩としてそれぞれ記載しないまま,総務大臣に提出した

 

2 )A及びその職務を補佐するC(以下「C」という。)と共謀の上,平成18年3月ころ,平成17年分の陸山会の収支報告書に,本件土地代金分過大の4億1525万4243円を事務所費として支出した旨,資産として本件土地を平成17年1月7日に取得した旨それぞれ虚偽の記入をした上総務大臣に提出したものである。

 

第2 検察審査会の判断

 

直接的証拠

 

(1)Bの平成16年分の収支報告書を提出する前に,被疑者に報告・相談等した旨の供述

 

(2)Cの平成17年分の収支報告書を提出する前に,被疑者に説明し,被疑者の了承を得ている旨の供述

 

2 被疑者は,いずれの年の収支報告書においても,その提出前に確認することなく:担当者において収入も支出も全て真実ありのまま記載していると信じて,了承していた旨の供述をしているが,きわめて不合理で不自然で信用できない。

 

3 本件事案について,被疑者が否認していても以下の情況証拠が認められる。

 

(1)被疑者からの4億円を原資として本件土地を購入した事実を隠蔽するため,銀行への融資申込書や約束手形に被疑者自らが署名,押印をし,陸山会の定期預金を担保に金利(年額約450万円)を支払つてまで銀行融資を受けている等の執拗な偽装工作をしている。

 

(2)土地代金を金額支払つているのに,本件土地の売主との間で不動薄引渡し完了確認書(平成16年10月29日完了)や平成17年度分の固定資産税を買主陸山会で負担するとの合意書を取り交わしてまで本基記を翌年にずらしている。

 

(3)上記の諸工作は,被疑者が多額の資金を有しておると周囲に疑われ,マスコミ等に騒がれないための手段と推測される。

 

(4)絶対権力者である被疑者に無断でA・B・Cらが本件のような資金の流れの隠蔽工作等をする必要も理由もない。

 

これらを総合すれば,彼疑者とA・B・Cらとの共謀を認定することは可能である。

 

4 更に,共謀に関する諸判例に照らしても、絶大な指揮命令権限を有する被疑者の地位とA・B・Cらの立場や上記の情況証拠を総合考慮すれば,被疑者に共謀共同正犯が成立するとの認定が可能である。

 

政治資金規工法の趣旨・目的は,政治資金の流れを広く国民に公開し,その是非についての判断を国民に任せ,これによって民主政治の健全な発展に寄与することにある。

 

(1)「秘書に任せていた」と言えば,政治家本人の責任は問われなくて良いのか。

(2)近時,「政治とカネ」にまつわる政治不信が高まっている状況下にもあり,市民目線からは許し難い。

 

6 上記1ないし3のような直接的証拠と情況証拠があつて,被疑者の共謀共同正犯の成立が強く推認され,上記5の政治資金規政法の趣旨・目的・世情等に照らして,本件事案については被疑者を起訴して公開の場(裁判所)で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである。これこそが善良な市民としての感覚である。

 

よって,上記趣旨のとおり議決する。

 

             東京第五検察審査会


 

 

 

小沢民主党幹事長起訴相当」議決の要旨

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100427-OYT1T01024.htm

 

 

 小沢一郎民主党幹事長に対する東京第5検察審査会の議決の要旨は次の通り(敬称略)。

 

 被疑者 小沢一郎

 

 不起訴処分をした検察官 東京地検検事 木村匡良

 *西松事件で、二階氏を不起訴にし西松建設元社長の国沢氏を起訴猶予にした検事さんですね。

 議決書の作成を補助した審査補助員 弁護士 米沢敏雄

 *元東京高裁 米沢敏雄氏ですか。

 

 2010年2月4日に検察官がした不起訴処分(嫌疑不十分)の当否に関し、当検察審査会は次の通り議決する。

 

 【議決の趣旨】

 

 不起訴処分は不当であり、起訴を相当とする。

(産経では省略)

 

 【議決の理由】

 

 第1 被疑事実の要旨

 

 被疑者(毎日・産経では小沢氏と記載)は、資金管理団体である陸山会の代表者であるが、真実は陸山会において04年10月に代金合計3億4264万円を支払い、東京都世田谷区深沢所在の土地2筆を取得したのに、

 

(産経)小沢氏は陸山会の代表者。真実は陸山会が、平成16年10月に代金約3億4千万円を支払い、東京都世田谷区の土地を取得したのに、

 

 1 陸山会会計責任者A及びその職務を補佐するBと共謀の上、05年3月ころ、04年分の陸山会の収支報告書に、土地代金の支払いを支出として、土地を資産として、それぞれ記載しないまま総務大臣に提出した。

 

(産経)(1)会計責任者の元公設秘書大久保隆規、元私設秘書の衆院議員石川知裕の2被告と共謀の上、17年3月ごろ、16年分の収支報告書に、土地代金の支払いや土地を記載しないまま、総務大臣に提出した

 

 2 A及びその職務を補佐するCと共謀の上、06年3月ころ、05年分の陸山会の収支報告書に、土地代金分が過大の4億1525万4243円を事務所費として支出した旨、資産として土地を05年1月7日に取得した旨を、それぞれ虚偽の記入をした上で総務大臣に提出した。

 

(産経)(2)大久保、元私設秘書池田光智の2被告と共謀の上、18年3月ごろ、17年分の収支報告書に、土地代金分を含む約4億1500万円を事務所費として支出し、土地を17年1月7日に取得したと虚偽記入し、提出した-ものである。

 

大久保氏と石川議員・大久保氏と池田氏は、共謀だとし起訴をしているのであるが、この記事を読んで永田町異聞のkyoさんの2月5日の記事を思い出した。彼の記事には、「なぜか、「石川議員と大久保秘書」の共謀と、「池田元秘書と大久保秘書」の共謀というように分けられているが」とある。自分もこの部分に引っかかっていたのだが、敢えて2つに分けた理由は、被疑事実の容疑を二本したかったと初めから考えての事であったのかと思えてくる。

 

 第2 検察審査会の判断

 

 1 直接的証拠

 

 

(産経には下記の部分が書かれている)

 石川、池田両被告の、収支報告書を提出する前に、小沢氏に報告・相談したとする供述がある。小沢氏は、いずれの年の収支報告書についても、提出前に確認せず、担当者が真実ありのままを記載したと信じて了承していたと供述しているが、きわめて不合理・不自然で信用できない。

 小沢氏が否認していても、以下の状況証拠が認められる。

 

 

 (1)04年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に報告・相談等した旨のBの供述

 

 (2)05年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に説明し、了承を得ている旨のCの供述

 

この秘書の供述とされるものは、正確なものであろうか。なぜなら池田・大久保秘書・石川議員の起訴状では、記載ミスは当初から認めていたことから虚偽記載で起訴をしたという非常に情けない起訴内容であった。そもそも小沢氏なら知っていて、鳩山氏なら知らないという判断基準は何なのだろうか。昨日朝の田中喜代重弁護士では無いが、キャラクターの違いで判断をしたとしか思えない。

 

簡単に言えば、麻生さんなら漢字を知らないから漢字を読み違えても当たり前で罪はないが、谷垣氏は東大の法学部で弁護士資格もお持ちである。だから漢字を間違えたら意図的だとでも言うのであろうか。

 

 2 被疑者は、いずれの年の収支報告書についても、その提出前に確認することなく、担当者において収入も支出もすべて真実ありのまま記載していると信じて、了承していた旨の供述をしているが、きわめて不合理、不自然で信用できない。

 

*自分の秘書を信じて了承をすることが不合理なのだろうか。大まかな数字は知ってはいても、どのような処理であるか明確に答えられる国会議員が果たして何人いるのであろう。これは処理の仕方を知っていたかの話である。

 

 3 被疑者が否認していても、以下の状況証拠が認められる。

 

 (1)被疑者からの4億円を原資として土地を購入した事実を隠蔽(いんぺい)するため、銀行への融資申込書や約束手形に被疑者自らが署名、押印をし、陸山会の定期預金を担保に金利(年額約450万円)を支払ってまで銀行融資を受けている等の執拗(しつよう)な偽装工作をしている。

 

 (2)土地代金を全額支払っているのに、土地の売り主との間で不動産引渡し完了確認書(04年10月29日完了)や05年度分の固定資産税を陸山会で負担するとの合意書を取り交わしてまで本登記を翌年にずらしている。

 

 (3)上記の諸工作は被疑者が多額の資金を有していると周囲に疑われ、マスコミ等に騒がれないための手段と推測される。

 

 (4)絶対権力者である被疑者に無断で、A、B、Cらが本件のような資金の流れの隠蔽工作等をする必要も理由もない。

 

 これらを総合すれば、被疑者とA、B、Cらとの共謀を認定することは可能である。

 

 4 更に、共謀に関する諸判例に照らしても、絶大な指揮命令権限を有する被疑者の地位とA、B、Cらの立場や上記の状況証拠を総合考慮すれば、被疑者に共謀共同正犯が成立するとの認定が可能である。

 

 5 政治資金規正法の趣旨・目的は、政治資金の流れを広く国民に公開し、その是非についての判断を国民に任せ、これによって民主政治の健全な発展に寄与することにある。

 

 (1)「秘書に任せていた」と言えば、政治家本人の責任は問われなくて良いのか。

 

 (2)近時、「政治家とカネ」にまつわる政治不信が高まっている状況下にもあり、市民目線からは許し難い。

 

 6 上記1ないし3のような直接的証拠と状況証拠があって、被疑者の共謀共同正犯の成立が強く推認され、上記5の政治資金規正法の趣旨・目的・世情等に照らして、本件事案については、被疑者を起訴して公開の場(裁判所)で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである。これこそが善良な市民としての感覚である。よって、上記趣旨の通り議決する。

 

          ◇ 

 

 要旨中のAは小沢氏の元公設第1秘書・大久保隆規被告、Bは陸山会元事務担当者で衆院議員の石川知裕被告、Cは同会元事務担当者の池田光智被告

 

(2010年4月27日18時57分  読売新聞)

 


 何よりも面白いのは、下記の部分であろうか。

 

 

上記1ないし3のような直接的証拠と情況証拠があつて,被疑者の共謀共同正犯の成立が強く推認され,上記5の政治資金規政法の趣旨・目的・世情等に照らして,本件事案については被疑者を起訴して公開の場(裁判所)で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである。これこそが善良な市民としての感覚である。

 

まあ~、1の直接的証拠とされるものが、果たして東京地検の作ったストーリーに沿った作文ではないと言えるものなのだろうか。なによりも検察からのリーク情報での溢れ返っていた情報の中に果たしていかほどの正しい情報がされていたものなのか。

 

3に関しての状況証拠とされるものは

 

*事実を隠蔽するため・・・・・執拗(しつよう)な偽装工作

*合意書を取り交わしてまで本登記を翌年にずらしている

*多額の資金を有していると周囲に疑われている

*絶対権力者である被疑者・・・ゆえに秘書たちは隠ぺい工作をする必要はない

 

これが、状況証拠ですか・・・・。郷原氏が井戸端会議のレベルと言うのもうなずける。これを状況証拠とすること自体が、「もう法律は必要はない」これからは「思い込みでも起訴はできる」と「市民感覚」という言葉を用いハードルを下げたと言うことであろう。

 

 

 

その後に、「ゆえに政治資金規正法のの趣旨・目的・世情」・・とある。つまり、市民感覚・市民目線という言葉を用いたら何でもありで法廷に引きずり出せるというフリーハンドを検察に与えたと言うことであろうか。

 

つまり、補助の弁護士の言葉を頼りに検察審査会は、地検の膨大な調書を読み込んだとしても、何一つとして小沢氏が政治資金の流れの状況を把握をしていて関与をしたことを基礎づける事実が指摘されてもいない。それでありながら、市民感情という情で「起訴をしろ」と言ったわけである。

 

見方を変えると、小沢氏が関与をした証拠を検察が手にしていないと言うことでしかないのである。そこで困った検察は、市民という名前を利用をしたともいえる。

 

さてこれで、検察が捜査をして新しい証拠が出てくるであろうか。もっとも産経は、水谷建設に関連付けをしたいらしいのだが、さてさて思惑通り上手く行くのであろうか。

 

 

昨日、麻木久仁子女史がtwitterで


明治維新の時、国の形が定まるまでには大変な混乱をくぐり抜けなくてはなりませんでした。選挙などない時代の庶民は一揆で対抗した。多い年は100件ですもん。私たちには選挙権がある!


とつぶやいていた。しかし、その選挙権のある人間の情報源が既存のマスメディアであれは、正しい情報が果たして伝えられているのかと言う点が重要になる。正直に言えば今のマスメディアからされてくる情報の信憑性は極めて低いものでしかない。選挙権を有していたとしても、マスコミが真実を伝えないもしくは偏向報道を続けたのであれば、まともな選挙結果は得られない。であれば、マスコミに一揆やテロを仕掛けてもいいと言う理屈とも取れてしまう。

 

下に書いたのが司法記者クラブに名前を連ねているマスメディア19社である。


 

朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・日本経済新聞・産経・東京新聞・北海道新聞・西日本新聞・京都新聞・中国新聞・ジャパンタイムズ・共同通信・時事通信・NHK・日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京 


 

 

さて今後であるが、この度の検察審査会の議決は、平成16~17年の分として告発をされたものであり、平成19年度分に関しても別の団体が告発をしている。実に不思議な話である。告発する側も二段構えなのであろう。

 

今回の平成16~17年度分に関しての告発に対し、「起訴相当」との議決であるが、検察は3月以内に起訴をするか不起訴にするかを決めなければならない。

 

1月に地検は小沢氏を取り調べているのであるが、このときもこの寸前に「告発をした団体」があり、東京地検はすぐさま受理をしている。どんどん追い込まれているのは小沢氏ではなく、東京地検そのものでしかない。

 

さて、特捜部が「起訴をした」場合には、当然政局への影響は免れない。昨年もいつ解散総選挙が行われてもおかしくはない状況で「西松事件」が起き、大久保元秘書を逮捕をするという愚策を起こしてしまっている。東京地検が小沢氏を「起訴」にした場合に樋渡利秋検事総長の後任人事、つまり大林宏氏が次期検事総長に昇進をするという既定路線にも大きな狂いが起こりうる。

 

この大林氏は1980年から3年間、外務省に出向し中国の日本大使館で一等書記官をしていた事が知られているのであるが、先の官房副長官であった漆間氏も1980年3月からソビエト時代のモスコワの日本大使館の一等書記官をしていた。

 

その点もふまえ、早々に「不起訴」にした場合には、この団体(平成16~17年分を検察審査会に審査申立人、議決書では 甲とされる団体)は、再度審査を行い「強制起訴」という流れにはなる。

 

ところがここで問題が生じるのである。「起訴をすることが目的」なのか、それとも裁判で、小沢氏を「地検が有罪に持ち込む事」が目的なのかである。

 

冷静に見た場合に市民目線で「起訴をすることが目的」は、参議院選挙に影響を及ぼすのが目的であり、東京地検の思惑「有罪にする」こととはある部分はお互いに利用はし合えるが、100%相容れ同調できるものではない。

 

明日、4月30日には検察審査会のメンバーが半数入れ替わる。そのために、平成19年度分を検察審査会に審査申立をしている団体の事案を議決するのでは。と言う意見も出てはくるのだがこれはありえない。連休中はマスコミそのものを有利に地検が利用できないと言うのが一番大きな理由でもあるが、そもそもお役所(地検)は、GW中では仕事をしない。これは、今までGWの最中に政局が大きく動いたことはないし地検が大きく動いたと言う記憶もない。

 

今回、検察審査会が検察から起訴独占という聖域破ったという意見も聞くのだがこれは認識の誤りであろう。検察から起訴独占を奪い取ったのは「市民目線・市民感覚」という言葉を用いた大手マスコミであり一部のマスコミを利用をした検察の検事であろうか。

 

このブログで前にも書いたのだが、起訴をした場合に検察の膨大な捜査資料と記録は指定弁護士の手に渡るということになる。その資料と記録を用いて指定弁護士は裁判を果たして戦えるのであろうか。同時に地検が捜査資料と記録を渡すことを望むであろうか。それを避けたいがために「起訴」をしてくることも当然起こりうるであろう。そうすることで、資料を指定弁護士の手に渡さずに済むからである。

 

疑わしいもの(仮にマスコミに作られたものであっても)は、裁判に引っ張り出して有罪とすべしがまかり通るのであれば、時計の針が戻ってしまったと言うことでしかない。

 

結局は、そのことに気がついた視聴者・読者は大手マスコミから離れ、同時に地検の欠点も明らかになるだけの事であるが、今回のたくらみが、地検が「起訴をしなかった」事への不満から「起訴をしたい」だけのために「起訴」をした場合にどのようなことが起きうるか。

 

今回、起訴をしても地検にとっては地獄。起訴をしなくても検察審査会で二度目の議決が出て強制起訴となった場合には地獄。それも、今度は素人判断に近い検察審査会の議決の趣旨に沿っての公判立証をしなければならなくなる。それも二度(平成16~17年度・平成19年の二度)の検察審査会へ審査申請が行われていることから、余計に重荷となる。ようは、民主党にダメージを与えるだけで良いと考えているのであれば、平成19年度分の審査請求の検察審査会の議決を6月あたりにぶつけてくる可能性はある。

 

そのときに「思い込み報道」や「偏向報道」を積み重ねてきたツケを払う時となるのだろう。それまで、自分はクロスオーナーシップの禁止や表に出ているだけで年間154億円の記者クラブ費用の事業仕分け。そして、携帯電話に押し付けている電波使用料金の実態(テレビは年間36億円の使用量)を明らかにし、そして不完全な全面可視化だけではなく、弁護士立会いでの取調べ法案をブログで書き続けることであろう。

 

時事通信が珍しく弱気の記事を配信をしてきた。

 


 

「想定内」「証拠評価の問題」=起訴可能性に否定的-法務・検察

(2010/04/27-22:19)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010042701054

 

 検察審査会起訴相当議決について、法務・検察幹部からは「想定していた」「証拠の評価の問題」などと、冷静な声が聞かれた。今後の再捜査については、「新証拠が見つかる可能性は低く、判断を覆すのは難しい」と、小沢氏起訴の可能性に否定的な見方が大勢を占めた。

 

 検察首脳の1人は「想定していた」とした上で、「共謀はあるとしても、罪を問えるほどのものなのか。どういう共謀なのか具体的な指摘がないのに、起訴できるという指摘ばかりしている。『小沢氏はけしからん』という気持ちがあるのかもしれない」と話した。

 

 別の幹部は「われわれは、80%有罪でも20%無罪だと思えば起訴しない。証拠の評価が違うということだ」と淡々とした様子。

 

 法務省幹部は「内容が粗い。公開の場に引きずり出せというだけではないか」と苦言を呈した。

 

 小沢氏や起訴された3被告への再聴取については、「任意捜査だから、断られたらそれまで」「事情聴取しても、同じ説明の繰り返しになる」などとする声が上がった。

 

 中堅幹部は「時間をかけずに不起訴にするのではないか。再び起訴相当の議決がされれば、それは国民の意思だ」との考えを示した。

 


 

 

 

小沢氏のピンチや市民目線の判断だとマスコミは伝えてはいるが、最後は、地検がマスコミを見放したようにも思えてくる。その時、次に狙われるのはマスコミである。そのことをマスコミが身にしみて思い知る日が近いように思えてしまう。

 

 

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普天間は、国外へ移すしかない その① 滑走路の長さがなぜ変わる!

2010/04/21 20:39

 

 「普天間移設」、この言葉が今鳩山政権の足かせのように重く語られている。ではこの、普天間移設とは何なのか。ただ単に、普天間基地を辺野古沖や県内・県外・国外へ移設をし海兵隊の基地を動かしたら済む問題なのだろうか。
 
今日の党首討論で谷垣氏が
「海兵隊は、海外有事の際に真っ先に、その、駆けつけて、そして非戦闘員の救出であるとか、あるいは活動拠点を確保する。こういう任務を負っている。」と言っているのだが、先日松田光世氏がtwitterで次のようにつぶやいている。
 
米国の憲法機関である海兵隊の任務は、「米国民の安全確保」。有事で多国籍の人が救出を待っていた場合は、①米国民、②グリーンカード保有者、③アングロサクソン系諸国民、④その他、の順で助けると、法律で優先順位が決まっています。④の日本人は「後回し」。まぁ~、日本を守るだの日本人を守るだの寝言も大概にしたほうがいいだろう。
 
また、谷垣氏は「従来なら現行案であれば、2014年に普天間は返還だったんです。」とも。これも、辺野古を埋め立てて工事が終わり、米軍に引き渡してからの話でありもし仮に自公政権が続いていたとしても99%は不可能であったろうと思う。なぜなら、自公政権自体が辺野古の埋め立てに手をつけられずに2005~2006年にかけて、米国と移転先の交渉をしていた事実がある。ある意味では、「よく言うよ」としか言いようがない。
 
 ただのという言葉は適切ではないのだろうが、沖縄米軍の中の1基地移設という問題だけなのだろうか。大手マスコミ・通信社、そして地方のブロック紙では1995年9月に起きたアメリカ海兵隊による少女暴行事件を契機に普天間移設がもちあがったような記事を多く見かける。
 
確かに、この事件が基地問題には大きな影響を及ぼしたのは間違いはないだろう。10月には沖縄県民総決起大会が開催され、米軍の存在に抗議をしている。すなわち、国内移転ではなく「日本に米軍基地が存在をする理由」を問うたのである。しかし、この論点が「基地移転」という形にすり替えられたのであって、そのすり替えは、政府とマスコミによって行われたのである。
 
沖縄県公文書館には、1966年1月17日付けで辺野古の海上計画が錬られていたとの記載があるようだ。自分はこの文書は見たことは無いが、国土庁事務次官・国土庁顧問を歴任した下河辺淳氏のオーラルヒストリー(琉球大学)の中でこの普天間基地移転の経緯が書かれている。
 
●事前から分かっていた普天間返還

江上>そうですけどね。それでその後、4月12日に普天間返還が合意されて発表されます。橋本首相がモンデール駐米大使との共同記者会見で、普天間飛行場を5年から7年以内に全面返還するということに合意した発表されました。この普天間返還については、先生は事前にわかっていたんですか。

 

下河辺>うん?

 

江上>普天間返還については、先生にとっても突然の話でしたか?

 

下河辺>いや、そうは思わなかったですね。それじゃ当然、普天間は返すと思っていましたから。

 

江上>ああ、そうですか。

 

下河辺>それは、普天間は移転しなくちや防衛上の役割は、果たすないっていうのが、海兵隊の結論ですから、移転ていうのは追い出されての移転ではなくて、軍事技術上の必要から移転するわけですから、当然、移転すると思いましたね。

 

江上>そうですね。先生はそれまでの経緯もずっとご存知ですから、追い出されてではなくて、要するに、普天間基地が老朽化しているから、それで、新しい施設に移ったほうがいいということで普天間返還となるだろうなということを、先生は事前にお察しになっていたんですか。

 

下河辺>だから、面積的には4分の1で大丈夫って米軍は言っていたわけですよね。それが地元の市長さんたちが、軍民共用飛行場で、1000メーターの滑走路がいるっていったから、小さい規模でなくなっちゃったんですよね。

 

 

下河辺>現実に海兵隊が基地移転ということで、追い出されたから移転するっていうことにしているけれども、絶対そうじゃないんですね。いまの普天間が、軍事的に設備が陳腐化したために、新しい軍事能力を持った新しい基地を作りたいっていうのが、海兵隊の本音なんですね。だから、普天間のまま工事しちゃったんじゃ、その期間、保障がなくなっちゃうから、移転先を先に作って、そこへ新鋭部隊を持ってったあとで、普天間を廃止したいと。そしたら、名護の市長が、軍民共用の飛行場でなきゃ認めないって言ったんだよ。ちょっ とおかしくなっちゃったんですね。軍民共用っていうことで、少なくとも、1000メーターから2000メーターの滑走路が必要とするっていうのに、米軍は移転したら45メーターでいいって言うんすからね。だから、45メーターで移転する以外は、米軍考えなかったから、日本が延長したいなら、してもいいとは言ってんですけどね。だけど、45メーターのヘリコプターのセンターを作ればいいいんじゃないすかね。そして、何て言いますかね. 名護と那覇との繋がりは、ヘリコプターでやりやあいいじゃないすかねえ。

 

 

江上>それで、このときの普天間返還合意は代替施設の条件付でした。これも先生の事前の理解からすると、やはり条件付になるだろうなと。つまり、普天間を返す代わりに新しい機能を備えた代替基地を。

 

下河辺>米軍にしたら、近代化のために移転するということであって、住民との関係で普天間を返してもらう運動に、合意したなんていうことは一切ないですよ。

 

江上>ということは、当然、そういうものを要求して新しい場所に移る。

 

下河辺>ただいま工事中だから、攻撃はやめてください、なんて言えないですよね。 だから、普天間で防衛しながら、新しい基地を造ろうとしたわけですよ。移転というよりは、私は装備の近代化だと思うんですけどね。

 

眞板>とすると、1995年9月の米兵たちのよる少女暴行事件であるとか、大田さんの代理署拒否っていうのは、あくまでハプニングであって、米軍としてはもともと普天間からどこかへ移りたかったということが既定路線としてはあったということですか。

 

下河辺>そうなの。

 

眞板>それが何かごちゃごちゃになって、少女暴行事件があったから、じゃあ海兵隊も県民にご迷惑をかけたから、じゃあ移設しましょうねっていうわけではなかったという。

 

下河辺>そんな甘い話じゃないですよね。女の子がレイプされ暴行したから、移転しますなんてことにはなんないですよ。補償とかお詫びはするかもしれないけどね。それが基地の移転なんていうことにはなんないすね。

 

*1995年9月4日に在沖海兵隊員による少女に対する暴行事件が発生しSACOは発足した。つまり、本来であれば普天間の施設が古くなり米軍は、移転をしたかったところへ、事件が起き結果、普天間の基地を移転をする代わりに代替地を出せと言ってきたのである。

 

この1995年に国防次官補であったジョセフ・ナイ氏が、通称「ナイ・イニシアティヴ」と呼ばれる「東アジア戦略報告(EASR)」を作成している。冷戦後のアメリカの極東安保構想を示し、東アジアに約10万の在外米軍を維持するとした事に端を発し1997年の日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)における日米同盟再定義へと進んでしまうのである。

 

本来であれば、この少女の暴行事件を期に一気に、代替地を無しにして基地を縮小するべきであった。結局は、SACOで上手く逃げらた形となってしまたのである。

 
  SACO最終報告の内容には、普天間飛行場など計6施設の全部返還、北部訓練場など5施設の一部返還等の土地の返還が含まれている。結果、普天間飛行場の重要な軍事的機能及び能力を維持しつつ、同飛行場の返還及び同飛行場に所在する部隊・装備等の沖縄県における他の米軍施設及び区域への移転について適切な方策を決定するための作業を行い3つの具体的代替案を出した。
 
(1)ヘリポートの嘉手納飛行場への集約、(2)キャンプ・シュワブにおけるヘリポートの建設、並びに(3)海上施設の開発及び建設について検討するよう求めている。
 
ところが、SACO 最終報告の時点では代替施設の移設先を、「沖縄本島の東海岸沖」としか明記されていないのである。とこれが、このブログ記事のはじめの部分でも書いたのだが、1966年当時には計画が練られているのである。
 
1996年12月2日SCCは、海上施設案を追求するとのSACOの勧告を承認した。海上施設は、軍事施設として使用する間は固定施設として機能し得る一方、その必要性が失われたときには撤去可能なものである。
 
この時点での日米安全保障協議委員会(SCC)での施設の概要である。
(新基地は)普天間飛行場のヘリコプター運用機能の殆どを吸収する。この施設の長さは約1,500メートルとし、計器飛行への対応能力を備えた滑走路(長さ約1,300メートル)、航空機の運用のための直接支援、並びに司令部、整備、後方支援、厚生機能及び基地業務支援等の間接支援基盤を含む普天間飛行場における飛行活動の大半を支援するものとする。海上施設は、ヘリコプターに係る部隊・装備等の駐留を支援するよう設計され、短距離で離発着できる航空機の運用をも支援する能力(オスプレイ?を有する。
 
SACO最終報告において大きな課題となっている普天間飛行場の移設・返還について、1999年11月22日、稲嶺沖縄県知事は、SACO最終報告において最大の課題となっていた普天間飛行場の移設・返還 移設候補地を名護市辺野古沿岸域とする表明をし、12月27日には岸本名護市長も移設代替施設受け入れの表明が行っている。
 
この時から沖縄県と地元から、住民生活や自然環境への特別の配慮、移設先周辺地域の振興、北部地域の振興。そして駐留軍用地跡地の利用の促進等諸問題に関わる要請が行われる事となったのである。
 
平成11年12月17日に北部地域の振興策が定められ、10年間で1,000億円の「特別の予算措置」を確保する事になったのである。つまり本来なら、政権交代で11年目にあたり北部地域の振興策の予算確保は切れているのである。
 
ところはが、鳩山政権では普天間見直しとしながら、「北部振興策」は継続方針という少々・・・?の行動をしているのである。もっともこれを決めたのは前原であるのだが。 
 
2002年7月の第9回代替施設協 
 
 
ブログの中の滑走路の数字だけを見てもコロコロ変わっているのがみて取れるだろうと思う。当初施設の長さが約1,500m、滑走路が約1,300mとされていたものが、基本計画では長さ約2,500m、幅約730m、面積約184ha、滑走路長さ約 2,000m と大幅に拡張された。同時に、下河辺氏のインタビュー記事では、45mから始まっている。
 
これは、北部振興の一環として軍民共用空港化を求めた稲嶺県知事の要求に従った結果であるとされている。まだ工事も始まっていないのに1000億円の税金(正確には770億円)を投入をしているのである。
 
 大田知事は、県外移設が心にあり、中々合意に至らなかったのだが、次の知事である稲嶺元県知事が米軍の基地使用期限を15年に限ると公約し当選をし知事に就任している。これは、基地の固定化を嫌う県民感情も見え隠れをしながらも経済的な問題も含まれている。また、岸本元名護市長も15年期限には賛成をしているのである。
 
この15年問題に対する日本政府の姿勢は非常に曖昧である。たとえば1999年の閣議決定でも、期限設定を確約しているわけではないのである。何よりも日本政府が米国との協議の場でこの問題を取り上げる時には「地元にはそのような要望がある」という言い方をする事が知られていて非常に疑心暗鬼に駆られていたのである。
 
2003年3月には、米国防総省関係者が、「日米両国は15年問題を解決すべき問題としないことで既に合意」との報道が流れ、沖縄県首脳は報道が事実であれば「代替施設の着工には反対だ」と強く反発し日本政府が否定に走り回ったことさえある。もっとも、米国防総省関係者によると「日本政府が地元の要望を米国に伝えているのは、単なるセレモニー」だと語ったとも言われているのである。
 
2003年4月に、「海兵隊は航空部隊と地上部隊が協力して機能しており、双方が沖縄にいることは重要だ」として普天間飛行場の県外移設は困難だとM・ヘイギー海兵隊総司令官はインタビューに答えているのである。つまり、現在の状態で考えると、「海兵隊は航空部隊と地上部隊が協力して機能しており、双方がグアムに移転する事がベスト」であるともとれるのである。
 
 再編実施のための日米のロードマップ、つまり(2+2)に入る前に、在日米軍の再編についてもふれておこうと思う。
 
米軍は機動力・即時展開能力の向上を目指した技術面や戦略面での改革を進めている。その一環として、在日米軍の再編と共に自衛隊との関係も基地提供等を確実なものとするだけでなく、米軍との軍事的共同行動を円滑に行えるように自衛隊の近代化をも支援するというのが趣旨のようである。「グローバルな態勢の見直し」(GPR)というようである。
 
しかし、基本は「我々の部隊は、部隊が求められ、歓迎され、必要とされる場所に配置されるべきである」というものである。
 
米国は、GPRを進める上で、海外基地を次の3つに分類しているという。
 
①主要作戦基地(MOB)⇔米兵が家族と共に恒久的に駐留。十分な生活インフラを完備した基地。冷戦期に米国がドイツや日本に作ったような恒久的軍事基地がこれに該当するとされる。
 
②前方作戦拠点(FOS)⇔受入国によって維持され、施設維持のための米軍による支援は限定的なもの。米軍部隊はFOSにローテーション配備のため、家族のための施設は必要されない。
 
③協力的安全保障地点(CSL)⇔通常は米軍も配備しないが、緊急時には米軍のアクセスが可能な施設。CSLは施設の管理は受入国(日本では自衛隊と共同使用でも可?)。必要な場合には施設の規模を拡大する余地も重要。
 
結局は、グアム・テニアンへ海兵隊が移転をしたのであれば、日本国内には、(FOS)もしくは(CSL)で十分ではないかと思えてくる。
 
日米同盟の正体というか、カバーをする範囲の変更になっている事は前にこのブログでも書いているので省略をするが、ここで問題になってくるのは、日本の米軍基地の海兵隊員が果たして何人いるのかが非常に重要になってくる。、
 
 米軍のグアム統合計画
1  駐留海兵隊司令部            3,046人
2  第三海兵師団の陸上戦闘部隊      1,100人
3  第一航空団航空戦闘部隊        1,856
4  第三海兵兵站グループ兵站戦闘部隊  2,550人
合計 8,552人
5  一時駐留部隊               2,000人 
総計10,552人
  
 
 
上の図は、防衛省のHPに載せられている2008年の在日米軍数およびアジア各国の兵力である。在日米軍数のソースは、米国防省の公表資料からのもののようである。日本に駐留する、陸・海・空・海兵隊の総数が17000人という事である。
 
ところが、平成20年2月22日に平成20年1月31日時点での施設・区域内外居住者可数というものを外務省のHPに防衛省との連名で載せているのである。
 
本土所在米軍22087人 在沖米軍22772人 総数44,859人
 
しかし、防衛省は自省のHPには、米国防省の公表資料からとし在日米軍総数を17000万人という図を載せ、また外務省はどのように数えたのかはわからないが44859人と載せ外務省防衛省の連名という非常にでたらめなものである。
 
軍を出している米国が17000人と言っているのに、日本政府は44859人だという。一見細かい数字を出されると正しい数字のように思えるが、外務省は数字の根拠を示していないばかりか、防衛省は同時期に2通りの数字を発表をしている事になる。
 
米国が、少ない人数でありながら大くの人数(兵力)にみせるのであれば、防衛という意味では合理的である。が少なくみせて何のメリットがあろうか。
 
これが、普天間問題を迷走させてきた大きな理由のひとつでもある。何人の海兵隊が残るのかもわからない状態で新たな基地を作る事が果たして正しい事なのだろうか。はなはだ疑問である。
 
新しい基地を作った結果、多少の米軍は残り、同時に自衛隊の演習場や基地になるのであれば、米軍はグアムに移転をしてもらい、自衛隊施設は国会で防衛予算という形で議論をし必要であれば予算化をしたらいい話でしかない。米軍の名前を借り、基地を作り自衛隊が使用をするというのであてば本末転倒である。
 
2006年4月の再編実施のための日米のロードマップ(2+2)では、日本及び米国は、普天間飛行場代替施設を、辺野古岬とこれに隣接する大浦湾と辺野古湾の水域を結ぶ形で設置し、V字型に配置される2本の滑走路はそれぞれ1600メートルの長さを有し、2つの100メートルのオーバーランを有する。各滑走路の在る部分の施設の長さは、護岸を除いて1800メートルとなる。
 
同時に2006年にはまた、滑走路の長さが違う数字に変わってきているのである。日本国民とくに沖縄県民は、日本政府のいい加減な数字に翻弄をさせられてきたという事である。
 
長い記事だと最後まで読む方も少ないだろうし、書くほうもカッタるルイので、今日はここまで。
 
気が向いたら続きを書きます。
 
 

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産経の大きな勘違

2010/04/18 23:19

 

 今日、徳之島普天間基地の移設反対集会が行われたようである。テレビ・新聞を見ながら、「ふ~ん」でしかない。そもそも、徳之島へ移転をするって政府の正式見解でもないわけで、それこそマスコミに煽られて集会を開いているようにしかみえない。
 
先月(3月)28日にも、徳之島では移設反対運動が行われ、小池百合子氏が参加をし4200人を集めたとの報道があった。考えりゃ馬鹿みたいな話で、マスコミ報道につられ、徳之島までわざわざ出かける方も出かけるほうである。
 
徳之島の名前が出てきたのが、3月くらい前(1月頃)だったとは思うのだが、この時(3月)にも、新聞紙面では 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先の一つとして、「米側に示された政府案に盛り込まれた」とは書いてはあるが、、一度も政府の正式見解に徳之島なんて名前は、見たことも聞いた事もない。
 
ただ、こうやっていろいろな地域の名前をマスコミが出してくることで鳩山内閣を追い詰めようという算段であろうが、鳩山内閣にとっては痛くも痒くもない話で、結局は「日本には米軍基地は要らない」と日本国民が思っていることの再確認をしているだけに過ぎない。
 
簡単に言えば、沖縄に基地があることには同情はするが、「自分の土地には来てはほしくない」という事であって、正直に言えば沖縄においてほしいとさえ思っているとしか思えない。中には産経のように話を摩り替えて、日米安保やら日米同盟を持ち出して、沖縄に基地を置くことの正当化をしようとする輩さえいる。であれば、沖縄も徳之島も一緒で「日本に、基地はいらない」となぜに言えないのであろうか。
 
そもそも、産経が「日本に米軍基地は要らない」と言えない事情が、この国の方向を誤った方向へ導いてきた可能性さえある。同時に読売もであるが。この一見「親米思想」が、日本の「保守」の存在を非常にあいまいなものにしていることにさえ気がつかないのであろうか。
 
普天間は、移設ではなく廃止が原則なのである。一部では少女の暴行事件で普天間が移設をするような話にはなっているが、「SACO合意を究明する県民会議」の中でも、明確に少女の事件以前(1966)に移転計画があったとされている。また太田元沖縄知事の記述や下河辺氏のオーラルヒストリーの中(下河辺の元へ業者が計画書をもって訪ねている)にも明確に書かれている。
 
外務省のSACO最終報告(平成8年12月2日)が、正式なものとされてはいるが、(仮訳)とされていることから事実を敢えて隠そうとしているのではないかという疑いさえ感じてしまう。
 
今回の普天間騒動を見ていて一番驚くのが、SACO合意で、辺野古の海上基地ができないと、嘉手納以南の米軍基地の返還が進まないという誤解だろうと思う。テレビや新聞でも当初は混同をして語っていたし、「お馬鹿なコメンテータ」がそれらしく、「辺野古を埋め立て、普天間の基地が移転をしてロードマップに従いグアムへ2014年に移転」をするなんて平気で語っている。普天間は、下記の6箇所の中のひとつでしかないのである。
 
赤い文字は、海兵隊施設
キャンプ桑江:全面返還。 
キャンプ瑞慶覧:部分返還及び残りの施設とインフラの可能な限りの統合。 
普天間飛行場:全面返還普天間飛行場代替施設を鳩山内閣は調整中。 
牧港補給地区:全面返還。 
那覇港湾施設:全面返還(浦添に建設される新たな施設(追加的な集積場を含む。)に移設)。 
陸軍貯油施設第1桑江タンク・ファーム:全面返還。 
 
つまり、ほとんどが移転や返還が決まっている話でしかなく、訓練が沖縄にそぐわない場合に沖縄駐留米軍は、グアムへ移転をするしかないのである。ではなぜに揉めているように見えるのであろうか。ずばり、グアム移転のインフラ整備代を米国は、日本から引き出そうとしているのである。その金額は一説には30億ドル(2700億円)という。
 
日本は、このお金を払うべきかそれとも貸付という形にするべきか。
 
 

 
「沖縄県民に配慮を」、米下院議員が普天間移設問題でアピール
2010年04月15日 14:38 
 
 
発信地:ワシントンD.C./米国
【4月15日 AFP】米民主党のデニス・クシニッチ(Dennis Kucinich)下院議員(オハイオ州選出)は14日、米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma、MCAS Futenma)の移設問題を進めるにあたっては日本への配慮が必要で、地元住民の反対を念頭に置く必要があると指摘した。
 
 クシニッチ議員は国防歳出小委員会の委員長を務める同党のノーム・ディックス(Norm Dicks)下院議員あての書簡で、少女暴行事件など駐留米軍兵による犯罪に対する沖縄県民の不安を強調。また、名護市への基地移転は、騒音被害やサンゴ礁への影響が出る可能性を指摘し、「海外の米軍基地に対する歳出検討の際には、日本国民の懸念を考慮してほしい」と書いている。
 
 2008年米大統領選挙の民主党指名候補を争ったクシニッチ議員は戦争批判で知られ、国内外の暴力を減らすために、内閣レベルの「Department of Peace(平和省)」の創設を提案している。(c)AFP
 

 
徳之島で移設反対集会 1万人超参加、普天間問題
2010.4.18 12:15
 
  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設候補地に挙がっている鹿児島県の徳之島で18日、島内3町の住民らによる大規模な移設反対集会が開かれた。主催者発表によると、約1万5千人が参加。
 
 会場は亀津新漁港の広場。開会あいさつで、高岡秀規・徳之島町長は「数日前の報道では米側も反対しており、地元も反対している。徳之島への移設案はあり得ない。最後の最後まで反対の輪を広げよう」と強調した。
 
 政府は徳之島への移設を軸に対米交渉に臨む構えだが、島民は反発を強めており、3月28日にも約4200人の反対集会があった。政府の移設方針について米側は地元同意の取り付けを強く求めており、鳩山由紀夫首相の「腹案」とされる徳之島移設の実現は極めて困難な情勢だ。
 
 今回の集会は1万人規模を目標に計画。「島民の集会疲れ」を理由に、いったん5月に延期されたが、3町は「島全体に危機感が生まれており、早期に開くべきだ」として18日開催を決めた。
 
 移設問題をめぐっては3町と鹿児島県の議会が反対決議を可決。伊藤祐一郎知事と3町長は3月25日、平野博文官房長官に面会し反対の意思を伝えている。
 

 

 普天間の問題で騒げば騒ぐほど、国内に基地は必要がなくなるという機運が高まるのであって、現行案のままが一番と考える人間も最後は、痛し痒しとなり、追い詰められていくのであるw

 

 

 

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衆参ダブル選挙で本当に困るのは、さて誰でしょうねw

2010/04/17 22:37

 

 週刊朝日の4月23日号で松田光世氏が、衆参同日選の記事を書いた事から、巷では、衆参同日選が話題に上っているようである。
 
このブログで何度も書いたのであるが、とにかく自民党は選挙を受けて立つ体力がない。これが現実であろう。
 
この夏の参議院選挙の比例比例に転出をした議員の後釜の公認候補者が決める事ができないのである。こう書くと「え~」と思う方もいると思うのだが、自民党のこの夏の参議院選挙に、落選議員が片山さつき・木村義雄・小坂憲次・佐藤ゆかり・中野正志・松浪健四郎・安井潤一郎・渡辺具能・宮沢洋一・福岡資麿各氏」の10名が名前を連ねているのである。
 
つまり、この10名は、少なからず衆議員選挙で自民党票をよめる議員という事になる。この夏の参議院選挙で選挙区では、現職21人中2期以上の議員は10人しか居ないのである。つまり11名が1期6年しかつとめていないことになる。
 
確かに衆議院と違い参議院は6年間は議員でいる事ではあるが、如何せん「目立たない」のである。まぁ~、舛添氏のような目立ちがり屋は別ではあるが。
 
又、比例区では、現・前・元10名のうち2名しか2期以上の議員がいないという心もとない話でありここに、衆議院の落選議員10名の内9名を擁立(公認)をしているのである。
 
現在の自民党の300選挙区の内、支部長が決まっていない選挙区が120以上も存在するのが現実であるのと、県議会の自民党議員の離散さえ起きているのである。つまり、衆議院の支持母体が非常に弱体化をしていると言うことになる。
 
小沢事長が、衆参同日選挙により自民党殲滅するには、絶好の機会と捉えるか、それともその手法を好まないのかは、自分にはわからない。見方を変えると、マスコミが有りもしない事件をでっち上げ騒ぎすぎた時には、どのように手を打つのかは、自分には読めないが「政治とカネ」問題に対し「禊」を済ませる構えをとる事さえ起こりうる。
 
なんせ、マスコミや反民主の人間の言う「説明責任」とは辞任をしろと言う事であるが故に、マスコミが巻いた種ということなる。
 
仙谷大臣のTBSの時事放談(明日18日放映予定)の中で、鳩山首相が退陣の場合に衆参ダブル選挙の可能性に言及をしたことから、自民党にも波紋が広がっているようである。
 
ようは、首相の顔が替わって新首相の下でダブル選挙を行われて困るのは、何も顔が替るからではなく、選挙のタマ(候補者と選挙資金)不足であることの方が大きな理由なのである。ようは、夏の参議院選挙さえおぼつかないのである。
 
もっとも松田氏の見立ては、管副総理が鳩山氏の後任総理であれば90%の確率だと言うが、さてさて・・・・・・。小沢氏と管氏は共に選挙の話に関しては、よく気が合うようなのだが、松田氏が管氏の元政策秘書であったことを割り引いて考える必要があるだろう。
 
この週間朝日の記事が出てから、自民党の大島幹事長が、衆議院の小選挙区の選任を急ぐ考えを示している。もっとも過去の同日選挙は、与党が二度とも圧勝をしてはいるが、地方の票固めが100%できているわけではない事から、さてさて・・・・・。
 
6月16日が会期末であるが、会期を延長をしたのであれば、かなり強引な解散となるが、これもマスコミが「普天間の解決」云々で鳩山総理を叩き過ぎたら、現実に起こりうる可能性も棄てきれなくなる。
 

 
仙谷氏同日選発言に不快感 社民・福島党首
2010/04/17 19:26
 
 社民党の福島瑞穂党首(消費者行政担当相)は17日、秋田県大館市での記者会見で、仙谷由人国家戦略担当相が衆参同日選挙の可能性に言及したことに対し、不快感を表明した。
 
 福島氏は「衆院解散権は首相に委ねられている。今はとにかく(国民の)生活を再建し、成果を出すべく内閣一丸となって力を出すべき時だ」と述べた
 

 

 自民党とマスコミが鳩山・小沢民主党を叩いた結果、自民・マスコミ両方の寿命を縮める結果になりそうな気配であろうか。

 

「みんなの党」や「たちあがれ日本」・・・論外でしょう。まぁ~、せいぜい自民党の票を喰い合ってください。

 

 

 

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産経の記事を読み直す・・・・・産経は、自身の記事の矛盾にさえ気がつかないようだ

2010/04/16 17:12

 

 産経が、またぞろ仕込んだネタをチラチラと出してきた。これは、水谷建設元会長が仮出所をしたからであろう。という事で、産経の書いてきた水谷建設絡みの記事を検証をしてみよう。

 

記事の内容でわからない部分がありましたら、twitterでw

 

 

 

下記の記事一覧を開いて産経の記事を追いながら読むと、わかりやすいかな?

産経の水谷建設に絡む主な記事一覧(陸山会)

http://udonenogure.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-6c43.html

 

 


2009.11.19 02:03配信

タイトル:政治とカネ、政権直撃か 土地購入資金も不透明 小沢氏裏金疑惑 

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091119/crm0911190205003-n1.htm

 

①ゼネコンからの裏金疑惑が18日、東京地検特捜部の捜査で浮上=捜査情報を特捜部が、明らかにマスコミにリーク

 

②西松建設のダミー献金事件でも発覚した小沢氏側とゼネコンとの不透明な関係=第二回公判(2010年1月13日)での内容を読むと、西松事件そのものが、東京地検の言いがかりだとわかる。http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1411934/ 又不透明な関係だと言うのであれば、自民党議員の方が遥かに献金を受けた議員数も献金総額も多い。

 

③定期預金の原資を明らかにしていない。=議員が、政治団体・管理団体に貸し出す場合は、借入の金額だけでよく、その議員がどこから借りようとも記載の必要はないのである。それこそ疑惑を作り上げたいがために「原資を明らかにしていない」という書き方をしているのである。

 

「水谷建設」元会長=この記事で水谷建設という名前が出てはいるが、「ゼネコンからの裏金疑惑」という言葉が冒頭で書かれていながら、記事内容としては文末近くに書いてある。①でも書いたのだが、リーク情報をこの時点では持て余し気味のようである。

 


 

2009/11/19 02:08

小沢氏に違法献金?「少なくとも5000万円」水谷建設元会長

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091119/crm0911190203002-n1.htm

 
服役中の中堅ゼネコン「水谷建設」元会長の水谷功受刑者(64)が東京地検特捜部の事情聴取に対し、「平成16年に小沢氏側に少なくとも5千万円を持っていった」と供述している=水谷建設元会長の話の内容の真偽は別として、東京地検特捜部の事情聴取の内容がリークをされている。同じ東京地検でありながら西山事件では、「外務省機密漏洩」で西山氏が有罪になり、東京地検の捜査情報が漏れるのは「情報漏えい」を問わないと言うのは、非常に片手落ちである。
 
②胆沢ダム(岩手県)を水谷建設が下請けで受注しており、特捜部はその見返り=これは明らかに(東京地検・産経)願望記事でしかない。何故なら、明確な証拠があるのなら、リークの必要がないからである。
 
【非常に重要】水谷受刑者は、特捜部の複数回にわたる事情聴取に対し、「小沢氏側に5千万円を持っていった。ほかに(水谷建設)社長に5千万円を持っていくように指示した」と供述したという。=小沢氏側に5千万円を持っていった(水谷受刑者本人)(水谷建設)社長に5千万円を持っていくように指示した。と登場人物が2名でありながら1名は、水谷受刑者本人であり二度渡したうちの1度目の受け渡しは本人が行ったと言っているのである。二度目は、水谷の社長もしくは5000万円を渡せるくらいの信用と会社内の地位にある人間だと言うことになる。またこの情報は非常に細かい部分まで書いていることから、100%リーク情報である
 
④水谷建設社長は小沢氏側に5千万円を持っていったことを否認しているという=この時点の話も又聞きと言うことを産経は明確にしている。
 
⑤西松建設・胆沢ダム・ゼネコン関係者・天の声=このパターンで産経が推し進める気であることが見てとれる。

 


 

2009.11.24 01:40

小沢氏側に接待攻勢 ダム受注前後 水谷建設元会長「計1億渡す」 

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091124/crm0911240141001-n1.htm

 

 

①水谷建設」から裏献金を受けたとされる疑惑=大久保被告・政治資金規正法違反らが、水谷建設幹部から都内の高級料亭で頻繁に接待を受けていた=23日、関係者への取材で分かった。裏もとらない(取る気もない)片手落ちの井戸端会議程度のレベルの記事でしかない。

 

②頻繁に接待を受けていた時期=水谷建設が胆沢ダム工事の下請け受注した前後=受注工作の一環だった疑い・・・ここが一番産経の馬鹿さ加減なのだが、料亭で頻繁に接待をすることが合理的か。同業他社が邪魔(横槍)が入るのが目に見えている。商売(営業)も知らない東京地検のストーリーに沿った産経の「間抜けの極め記事」としか言いようがない。

 

この11月24日の記事で 「16年まで陸山会の会計事務担当者で小沢氏の秘書だった石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=が同席することもあったという。」というように、水谷建設と石川議員を結び付けようとする記事が初めて出てきるのである。

 

ここ日からの記事で、世田谷の土地と石川議員の関与、そして水谷建設の裏金というストーリーが作られ、小沢氏追い落としの全体像が見えてくる。陸山会・世田谷の土地の記載日違いは、10月15日の読売の記事が最初であった。(現在はリンク切れ)

 


 2009.11.29 08:24

「小沢氏側から要求」水谷建設元会長供述 ダム受注の“報酬” 

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091129/crm0911290825001-n1.htm

 

①「平成16年10月と17年春に5千万円ずつ計1億円を小沢氏側に渡した」=10日前、つまり11月19日の産経の記事に「少なくても5000万」と書かれている。平成16年~17年に水谷建設元会長が授受の確認が出来ていないわけがない。この関係者という人物の情報そのもが、実にいい加減だということになる

 

②関係者によると・・・資金提供について、小沢氏側から要求されたと説明。趣旨については「胆沢ダム工事受注の成功報酬だった」と供述したという。=もう、この記事については笑うしかない。何がお笑いかというと、産経の記事(2010.1.15 01:30)を読めば読むほど水谷と産経そして特捜の話のすり合わせの無理が見えてしまう。


 

 産経の水谷建設に絡む主な記事一覧(陸山会)

http://udonenogure.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-6c43.html

 


 

小沢氏の裏金献金疑惑 「1億円以上提供」 水谷建設元最高幹部が本紙に証言

2010.4.15 01:36

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100415/crm1004150137002-n1.htm

 

 民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、「小沢氏側に計1億円の裏献金を提供した」と東京地検特捜部に供述した水谷建設の元最高幹部の1人が14日までに産経新聞の単独取材に応じた。元最高幹部は「小沢氏の秘書と東京・向島の料亭などで会談し、小沢氏側の条件で合意した。金額は1億円以上だ。こちらがウソをつく必要はない」と改めて資金提供を語った。

 

 事件をめぐっては、嫌疑不十分で不起訴となった小沢氏について、市民団体が起訴するよう検察審査会(検審)に申し立てており、不起訴の是非を審査している検審が月内にも議決を出す見通しだ。

 

 元最高幹部は都内で、小沢氏側への裏献金について詳細に語った。小沢氏側は水谷建設側からの現金受領を全面否定しているが、元最高幹部は「小沢氏にも立場というものがあるから、認めるわけにはいかないのだろうが、こちらがウソをつく必要はない。こちらがウソをついているなら、検事もいろいろな証拠から、すぐウソだと分かるだろう」と話した。

 

 これまでの特捜部の調べに対し、水谷建設の元最高幹部らは、国発注の胆沢(いさわ)ダム(岩手県)工事受注の謝礼として、平成16年10月に小沢氏の元私設秘書で衆院議員の石川知裕被告(36)=政治資金規正法違反罪で起訴=に、17年4月には元公設第1秘書の大久保隆規被告(48)=同=にそれぞれ5千万円、計1億円の裏献金を提供したと供述。しかし小沢氏らは、特捜部の調べにいずれも全面否定した。

 

 元最高幹部は資金提供について、「大久保氏と向島の料亭などで会談し、向こうの条件で合意した。小沢氏側に提供した総額は1億円以上だ」と明かした。

 

 また、胆沢ダム工事については、「歴史が長い」とした上で、「水谷建設は、社員が一生懸命汗を流して稼いだ大事な金を簡単には渡さない。必要があったから渡した」と話し、資金提供がダム工事受注の謝礼だったことを認めた。

 

 特捜部は、胆沢ダム工事を受注した水谷建設以外のゼネコン各社も小沢氏側に資金提供したとみて、家宅捜索や事情聴取を重ねたが、水谷建設以外の各社は否定し続けたとされる。元最高幹部は「こちらは脱税事件で逮捕者が出たから(資金提供が)表になった。ほかの建設会社は分からないが、それをやらないと工事を受注できなかったのは事実だ」と証言した。

 

 事件は、陸山会が16年10月に東京都世田谷区の土地を購入した際、土地代金の原資4億円を収入として政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、特捜部が2月4日、石川、大久保両被告らを起訴。小沢氏については不起訴とした。

 

 産経新聞の取材に対し、石川被告は「水谷建設の人間と会って5千万円をもらった事実はない」、小沢事務所は「ご指摘のような事実はありません」と回答した。

 


 

 この記事は、週刊朝日3月5日号の石川議員インタビュー記事である「新聞・テレビはデタラメだらけ」に反論をする意味で描かれたものだと思う。

 

この週刊朝日の記事の21ページに石川議員は「なぜ水谷建設が、こんなうそをつくのかまったくわからない」としている。これに対しでの反論が①であろう。

 

22ページには、1月20日に読売が、<「小沢氏 4億円不記載了承」石川容疑者が供述>とした記事についても朝日新聞が否定的な記事を書き、週刊朝日の中では、石川議員は明確に読売の記事は「誤報」としている。つまり、②の市民団体が起訴するよう検察審査会(検審)に申し立てたこと自体、非常に理不尽は話となる。と同時に起訴相当と判断され、強制起訴となった場合に捜査記録の開示という事態になることを産経は理解をしているのであろうか。

 

21ページに「検察側は、この証言で水谷側が得することはないから真実性が高いという見立て」で供述を迫っているのである。この部分に関して、③が産経の記述ということになるのだろう。この週刊朝日の記事の中で上杉隆氏が次のように述べている。「仮保釈には、検察の意向が反映される」と書かれているのである。現実に水谷元会長は、3月24日に仮出所をしている。「08年5月に収監」と書かれた記事もあるが、08年5月、最高裁が上告棄却の決定をして、同7月に収監されている。つまり、24ヶ月(2年)の刑期を2割残してで出てきたということになる。

 

22ページには、1月27日にされたTBSの金銭授受の再現映像について書かれている。正確に言うとこのニュースが流れた前後から各大手マスコミは完全にダッチロールをはじめるのであるが、産経は当初(11月19日の記事)1度目の授受には水谷元会長・二度目の授受は社長に指示としている。この頃の産経の記事は、gooやlive doorへの配信記事へは過激なタイトルが踊る状態となる。(今は99%がリンク切れ)しかし産経の1月27日の産経の記事では、元幹部は1回目の5千万円の授受の際は石川容疑者と2人だけだったと説明したが、2回目の5千万円の際は共通の知人が同席していたと供述したという。

 

ここで、思い出していただきたい。1度目に渡した人間と2度目に渡した人間がだれだったかを。これが産経の記事④の正体である。

 

21ページに福島県のダム談合事件では、検察はその水谷元会長の証言で・・・・・・その信憑性がことごとく崩れ、二審で ”実質無罪判決”・・・⑤の一生懸命汗を流して稼いだ大事な金で、少しでも信憑性を強調をしたいのであろう。が、しかし水谷元会長の罪状は、「脱税」である。脱税で不正蓄財をした水谷元会長は、その資金を何に使ったのかか。その世界では有名な話でもある。なにが「一生懸命汗を流して稼いだ大事な金」なものか。大いに笑わせてくれる記事である。⑥は、この業界では、誰も相手にはしなくなったということであり、水谷建設の先行きは暗雲どころが、先が見えたということであろう。

 

⑦の石川、大久保両被告らを起訴。小沢氏については不起訴。この事件は、「政治資金規正法の虚偽記載か記載ミス」かの事件である。ゆえに記載ミスを認めている石川議員・大久保秘書を引っ張る最低のラインは当初から決まっていた話であり、記載ミスを虚偽記載で起訴・送検をしたということでしかない。これから虚偽記載なのか記載ミスなのかを裁判で争うという事でしかない。

 

すなわち、昨年の西松事件をはじめ、このたびの陸山会の記載ミス(検察・産経は虚偽記載と呼んではいるが)は、あまりにもくだらない東京地検特捜部と産経や読売をはじめとした大手マスコミの「小沢氏追い落とし」事件でしかない。

 


 

政権交代を望んだ有権者を馬鹿にしすぎた大手マスコミに反省を促す余裕も時間ももはや無い。このツケは、100倍にしてでも払っていただくつもりでいる。

 

 

 

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